「デイドリームネイション」1
kashmir・作、MFコミックスAlive・刊
問題作(?)「百合星人ナオコサン」の作者kashmir氏の
新刊です。
お話は・・・小岩井千春と荻野夏穂の所属する漫研に
カエルの神様がやってきた。漫研で巻き起こるゆる~い
コメディ漫画です。
読後の第一印象は・・・kashmir節といいますか、相変
わらずゆるいコメディ漫画です。「百合」的には・・・
微ですね(汗)
この作品、ナンセンスでオタク・腐女子ネタでユル~イ
感じの作品です。まあ、どのようそも飛び抜けてはない
のですが、kashmir節というか、作者らしい柔らかい感
じの作風です。
個人的には「知られざる世界」とかのセンスが好き
ですね(汗)作者は何歳だ(汗)
あと、時々、とてもなまめかしい絵があったり、崩れ
劇画調になったり、絵の面白さもあります。
さて、「百合」的には・・・千春と夏穂は幼なじみで
たまに良い感じなのですが、あくまで幼なじみ(汗)
漫研のOGの久遠寺先輩はなにかと千春にセクハラを
働きます。ちょっと良いのですが・・・ちょっかい
以上のものではないような気がします。
漫研に入部希望の女の子は良い感じだったのですが、
ちょい役ですし(汗)
「百合」的な本命は夏穂の水泳部の後輩ですね。
この娘もちょい役なのですが、夏穂のニオイが好きと
いうのが生々しくてポイント高いですね(汗)
まあ、こうしてみると「百合」要素は色々あるのです
が、どれも微以上のものは無いのですよね・・・
「ナオコサン」のようにキャッチーなネタなら良かっ
たのですが、こちらは地味なのが味わいだし・・・
では、総評。
わたくしは2点。もう少し突っ込んで
欲しいわ~。1話で少年になった夏穂に
「そして百合じゃねえ!!」と突っぱねる、"判ってる"
ところもあるのだけれど。
私は2点。まあ、独特のコメディとして
はそれなりに楽しめたかなあ。ユルイ
だけではなく、オリジナリティもあると思うし、
後半、意外と真面目な漫研漫画になっているのも面白
いところだと思う。
総評:●●●○○★★☆
kashmir作品の感想はこちら
●「百合星人ナオコサン」1
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