ドラマCD「ヤングガン・カルナバル ブラッドダイヤモンド・プリンセス」
ヤングガン(殺し屋)の少年と少女の戦いと青春を描く、
アクションバイオレンスノベルのドラマCD版、第2幕。
お話は・・・塵八と弓華の所属する組織・ハイブリッド
に敵対している豊平重工の危険なお嬢様・豊平琴刃が
登場。そして、なんと塵八と弓華が琴刃の護衛をする
ことに!
観賞後の第一印象は・・・やはり原作よりライトなの
は1巻と変わりませんね。「百合」的にはなかなか聴か
せどころアリ!
前回、演技が軽すぎるなあ、と思った塵八は少し修正
されていましたね。でも、まだ違和感のある人もちら
ほら(汗)根津姉妹とか(汗)
今回は塵八と弓華が琴刃を護衛するという夢の(?)タッ
グが展開されます。あと、琴刃が亡き母のことを語っ
たり、ライトな読者を意識した作品になっていると
思います。
あと、キャラクターが沢山出てくるのですが、珍しく
主人公以外のモノローグも多用されていて、やはり
この辺りもライト層への訴求を意図されている感じも
しますね。
原作でも敵キャラのプロフィールは多いのですが、
本人が語っているのは新鮮でした。
・・・それにしては銃器の説明はいつも通りのマニア
ックさなのですが、これはこの作品の大きな特徴とも
言えるので外すわけにはいかないのでしょう。
原作はかなり残虐な所もあるし、ドラマCDという商品
の性質から考えても、これは納得です。
さて、「百合」的には・・・弓華と香埜子の勉強シーン
がなかなか聴かせてくれました!弓華の普段言わない
ような告白台詞があって、なかなかの「百合」シーン
でした。
しかも、キャストインタビューで柚木涼香さんがさら
に突っ込んだノリをしてくれます。松来未祐さんとは
事務所の先輩後輩の関係だそうで、それもノリに
良い影響を与えているのでしょうか。
ただ、今回、敵キャラ(凄腕)がイカニモ軽かったです
ね。まあ。オリジナルのお話なのでしょうがないの
かもしれませんが・・・
では、総評。
わたくしは3点。弓華ちゃんと香埜子
ちゃんの仲の良さそうな会話を聴いて
いると癒されるわ~。
私は2点。原作とはほんの少しノリが
違うと思うけど、ライト向けへのカスタ
マイズ自体は悪くないと思う。原作のスピーディーさ
やマニアックさはしっかり再現されているし。
総評:●●●○○★★☆
このシリーズの感想はこちら、
●ドラマCD「ヤングガン・カルナバル ハイスクール・ヴァーティゴ」
原作の感想はこちら。
●「ヤングガン・カルナバル」
●「ヤングガン・カルナバル バウンド・トゥ・バイオレンス」
●「ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感」
●「ヤングガン・カルナバル 天国で迷子」
●「ヤングガン・カルナバル ドッグハウス」
●「ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた」
●「ヤングガン・カルナバル 愛しき日々、やがて狩りの季節」
●「ヤングガン・カルナバル 前夜祭・標的は木暮塵八」
●「ヤングガン・カルナバル 開催・バンケットの死闘」
« 「ヤングガン・カルナバル 開催・バンケットの死闘」 | トップページ | 「デイドリームネイション」1 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント