「百合色螺旋」
三国ハジメ・作、笹倉出版社・刊
前作「百合姫」の感想ではさんざん批判を言ったり
反省したりと、お恥ずかしいところを見せてしまった
のですが(汗)今回は冷静に感想を書きます(汗)
この作品は・・・三国ハジメ氏の同人誌で発表した
作品を含めての短編集です。内容はライトなエロ漫画
という感じです。
読後の第一印象は・・・相変わらずフタナリものが
多いですね(汗)でも、前作よりは「百合」度高い
かも?
それにしても懐かしい感じのエロ漫画です。
デビュー当時(15年くらい前?)の蘭宮涼(エロ漫画家)
という感じの作風ですよね。
女性キャラの可愛さといい、ゆるくてライトな感じ
のエロさといい。
当時、デビュー直後の女性エロ漫画家は、レズもの
を描くというセオリーみたいなものがあって、そう
いう時期の作品のようで、懐かしさを感じました。
ここで、フタナリ率を発表しますと・・・40%くらい
です。前作はほとんどフタナリだったので、これは
かなりの善戦と言えるかもしれません。
中でも「乙女の悩み相談」3部作はオールレズもの!
とても甘やかでドキドキさせるようなシーンもあるし
前作で落胆した私としては嬉しかったです。
でも、この3部作だけ商業誌だったらしいので、フタ
ナリ自重しただけかもしれませんね(汗)
あと、なんというかお話がイマイチなんです。
イキナリ現れた人外少女とイキナリレズシーンになっ
たり・・・。レズシーン自体は甘くて悪くないので
すが、ちょっとイキナリ過ぎますよね。
まあ、これはほぼ全てのエロ作品に言えることでは
あるのですが・・・もう少し捻ってくれると嬉しい
ですね。
と言いつつ、何度も書きますが、前作よりかなり
好みの作風になっているので、次回作は本当に期待
したいところです。
エロあり、フタナリありなので、評価は保留します。
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