「咲-Saki-」3
小林立・作、ヤングガンガンコミックス・刊です。
お話は・・・清澄高校麻雀部に所属する天才麻雀少女、
"咲"と仲間たちの闘いを描く、美少女麻雀漫画です。
2巻から引き続き全国大会の県予選。決勝で対戦する
3校のキャラクター達の過去や駆け引きが描かれます。
読後の第一印象は・・・麻雀漫画としての駆け引きの
描写がメインになってきます。従って麻雀を全く知ら
ない私には少しキツイです。「百合」的にもあること
はあるのですが・・・
相変わらず美少女麻雀漫画です。スカートが短っ!!
でも、2巻までと絵の印象が違うように思えます。
なんというか、ロリっぽさが優先になったような気が
します。個人的には1巻の絵(というか目の大きさ)が
バランス的に良かったのだけど・・・
まあ、単に今回ロリっぽいキャラの出番が多かった
だけかもしれません・・・
あと、お話が麻雀の駆け引き中心になるので麻雀を
知らない読者は少し置いてきぼりを感じます。
1巻は単純で判りやすかったのですが、3巻はかなり
本格的になってきますし・・・
まあ、これは麻雀漫画だからしょうがないのですが。
あと、この作品、軟派な外見とは裏腹に本格的な
麻雀描写ということで評価もされているようですし
・・・私が判らなくても致し方ないかも(汗)
さて、「百合」的には・・・麻雀が深夜に及び、咲と
和は仮眠・・・というシーン。ここの二人の描写が
とても妄想を駆り立てました(汗)
ただ、今回これだけなんですよね・・・
それにしても主人公がいない間に、ストーリーが進む
というのは麻雀であっても対戦漫画のセオリーでしょ
うか?今回あまりにセオリー通りだったのでちょっと
笑ってしまいました。
では、総評。
わたくしは2点。ああ、雰囲気は良いし
作者も少しその気はあると思うのだけれ
ど・・・もう一押し、してくれないかしら~。
私は2点。美少女キャラばかりなのに勝負
師漫画をしっかりやっているところが良い
よね。少し麻雀を勉強しようかな。
総評:●●○○○★★☆
このシリーズの感想はこちら。
●「咲-Saki-」1
●「咲-Saki-」2
小林立作品の感想はこちら。
●「FATALIZER」
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咲 -Saki- 3 (ヤングガンガンコミックス)/小林 立
『咲-saki-(3)』小林立(スクウェア・エニックス、ヤングガンガンコミックス、2007年)
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主な登場人物:宮永咲、原村和、片岡優希、竹井久、染谷まこ、... [続きを読む]
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