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2008.07.08

「ルー=ガルー 忌避すべき狼」2

京極夏彦・原作、樋口彰彦・作画、徳間書店・刊

先頃3巻が発売されましたが、本日は2巻の感想です。

21世紀半ば。厳しい管理社会に生きる少女たちが謎の
猟奇殺人事件に立ち向かうSFサスペンス漫画です。
2巻では1巻では主人公格だった葉月たちのまわりに
事件の影が忍び寄ります・・・

読後の第一印象は・・・お話が大きくうねります。
内容としては面白くなってきているのですが「百合」
的には1巻よりは低調です。

この作品、謎のちりばめ方(キーワード)や主人公たち
の立ち位置が実に正統派の、良くできたサスペンス
いう感じですよね。SF的な社会考察もしっかりしている
し、流石に実力派の小説家が原作を書いただけはある、
という読み応えでした。

最近はこういう硬派(この作品も厳密には硬派ではない
のかもしれませんが)な作品を読むことが少ないので
とても普通に、ハラハラドキドキしながら楽しめたと
思います。

「百合」的には、前回「百合」的なミャクが見えた葉月
と歩未の関係が少し進展(?)します。
歩未が"仲間"を想う気持ちと、葉月が歩未を想う気持ち
が伺えます。歩未が離れようとする、葉月が追いかける
的な展開は期待させますよね。

あと、(主人公格の一人)美緖と(管理社会外で活動する)
麗猫との関係も浮上してきます。

・・・ただ、これらはあくまでストーリー的な扱いで、
「百合」的に明確に良いワケではないのです。お話は
今後苛烈さを増してくるだろうし、「百合」的な落とし
どころが気になるところです。

ただ、お話は面白いし、漫画としての出来はかなりの
ものだと思うし、「百合」要素もあるということで、
貴重な作品だと思います。

では、総評。

フューシア:わたくしは2点。「百合」的には停滞ね。
葉月ちゃんの鼻血はポイントだけれど、
これさえ伏線のような気がするわね。お話としては
それで良いのだけれど、「百合」的にはマイナスなの
よね。「百合」って難しいものね。

アレサ:私は3点。作画・話ともにレベル高い。
これで「百合」なら言うこと無いけど
望まぬが花かも。

総評:●●○○○★★★

このシリーズの感想はこちら。
「ルー=ガルー 忌避すべき狼」1

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