2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

リンク

« 「花のいろ」 | トップページ | 検索順位+いよいよ来週 »

2008.07.11

「マリア様がみてる マーガレットにリボン」

今野緒雪・作、集英社コバルト文庫・刊

「マリア様がみてる」31巻目の感想です。

お話は・・・ホワイトデーに贈り物をするために集ま
った祐巳たち2年生3人が、あれこれ想いを馳せながら
協力して贈り物を作っていく表題作「マーガレット
にリボン」
と各章の間を埋める短編で構成されるお話
です。

読後の第一印象は・・・仲間とわいわい言い合いながら
一つの目標に向かって行動するのって、とても心地よい
ことだと思わせてくれるお話です。でも「百合」的には
特筆すべき点は少ないですね・・・

今までの短編集とは違い、全て書き下ろしである、と
いう点が面白いですね。意図しているのかは不明ですが
今までの「マリア様がみてる」より、空間的に広い展開
をしているようにも思えます。

中でも鳥居江利子の現在を描く「ライバルがいいの」
志摩子さんの出生の秘密を描いた「僕の兄妹」はなか
なか興味深い内容だと思います。

これも完結が目前にして、一つの決着を描いているよう
な気さえします。

「百合」的には「『さん』付け問題」や、祐巳と瞳子の
初デート(?)を描いた「ユミちゃん絵日記」がちょっと
だけ美味しいかな。ちょっとですが。
あと、(「レイニーブルー」)青い傘の旅を描いた「青い
傘の思い出」
では急転直下の「百合」展開があったり
します(汗)

まあ、「マリア様がみてる」の「百合」ポテンシャル
からすればそんなに高レベルではないのですが、作者の
配慮
(サービス?)が見え隠れする点では評価すべきかも
しれません。

次はいよいよ・・・?

では、総評。

フューシア:わたくしは2点。「百合」度は薄いわね。
でも「青い傘」の青田先生の娘さんは
ナイス。これだけで救われたわ。さて「祐巳・祥子編」
は最終的には「百合」としてどうなるのかしら・・・
期待と不安だわ・・・

アレサ:私は2点。興味深い話が多かったね。ここ
にきて、作品世界を急激に広げたことも
興味深い。それに、なんだか全体的にしんみりしている
印象だったな。次はいよいよ・・・。そういう雰囲気が
伝わってくる作品だった。

総評:●●○○○★★☆

シリーズの感想はこちら。
「マリア様がみてる イン・ライブラリー」
「マリア様がみてる 特別でないただの一日」
「マリア様がみてる チャオ ソレッラ!」
「マリア様がみてる バラエティギフト」
「マリア様がみてる 妹オーディション」
「マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ」
「マリア様がみてる 未来の白地図」
「マリア様がみてる くもりガラスの向こう側」
「マリア様がみてる 仮面のアクトレス」
「マリア様がみてる イラストコレクション」
「マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵」
「マリア様がみてる クリスクロス」
「マリア様がみてる あなたを探しに」
「マリア様がみてる フレーム オブ マインド」
「マリア様がみてる 薔薇の花かんむり」
「マリア様がみてる キラキラまわる」

« 「花のいろ」 | トップページ | 検索順位+いよいよ来週 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/705/41807098

この記事へのトラックバック一覧です: 「マリア様がみてる マーガレットにリボン」:

« 「花のいろ」 | トップページ | 検索順位+いよいよ来週 »