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2008.09.12

「ヤングガン・カルナバル 後夜祭・ラストマンスタンディング」

深見真・著、徳間書店Edge・刊

ヤングガン(若い殺し屋)の少年と少女の戦いと青春を
描く、アクションバイオレンスノベル。シリーズ第10作。

前回から続いている"カルナバル"が大詰めを迎えます。
標的を仕留めるのはどの組織か。血で血を洗うバトル
が繰り広げられます。そして・・・
長いシリーズもここで一区切りですね。

読後の第一印象は・・・相変わらず濃い。こんなに
スピーディな文体と展開なのに、総じて濃い印象を残す
ことに成功しています。ラストも納得。でも「百合」的
には・・・

今回も濃い兵器描写あり、バトル有り、裏切りあり、
大どんでん返しありで、ノベルとしては十分楽しめた
と思います。相変わらず残虐なシーンや設定ばかりなの
ですが、物語のスピーディーさがそういう暗い部分を
薄めています。この辺りの味付けは流石に10作目という
感じです。貫禄です。

今回の読みどころは、なんと言っても鉄美聖火(弓華の
実母)と豊平琴刃の対決です。この作品のファンとして
この二人が闘うというというのは興味深かったです
ね。結果としてはかなり一方的だったのですが(汗)

まあ、読み所が多くて、ラストのどんでん返しも個人
的には納得できたのですが・・・今回はいつもより
「百合」度が低い
のが残念ですね。

ほとんどメキシコでの話だし、弓華の恋人たちも出てこ
ないので、当然と言えば当然と言えるかもしれません。
しかし、弓華がまだカノコと伶の間で揺れているという
のが描写されただけ良かったかもしれません。

あと、思ったほど主人公たちの組織・ハイブリッドに
損害がなかったのは意外だったような感じです。もう
何人か死亡するかも、との予感は合ったのですが。でも
これは作者が続刊したい意思の表れだと思います。

「百合」的にもここで引いてもらっては困りますよね。
新たな展開に期待しましょう。

では、総評です。

フューシア:わたくしは1点。「百合」的にはほとんど
なかったのよ。この作品にしては珍しい
けれど、やっぱり残念だわ。次は期待しているわ。

アレサ:私は2点。おどろおどろしいところもある
けど文体や話の展開の速さががとても
良いので一気に最後まで読めた。「百合」的には得る
ものは少なかったけど、普通に楽しめた。

総評:●○○○○★★☆

このシリーズの感想はこちら、
「ヤングガン・カルナバル」
「ヤングガン・カルナバル バウンド・トゥ・バイオレンス」
「ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感」
「ヤングガン・カルナバル 天国で迷子」
「ヤングガン・カルナバル ドッグハウス」
「ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた」
「ヤングガン・カルナバル 愛しき日々、やがて狩りの季節」
「ヤングガン・カルナバル 前夜祭・標的は木暮塵八」
「ヤングガン・カルナバル 開催・バンケットの死闘」
ドラマCDの感想はこちら、
ドラマCD「ヤングガン・カルナバル ハイスクール・ヴァーティゴ」
ドラマCD「ヤングガン・カルナバル ブラッドダイヤモンド・プリンセス」
ドラマCD「ヤングガン・カルナバル ファミリー・ビジネス」

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