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2008.10.16

「ヒャッコ」3

カトウハルアキ・作、SoftBank Creative・刊

もう4巻が出ていますが・・・3巻の感想です。
主人公・上下山虎子と仲間と変な人達が織りなす、時に
ゆるい、時に刺激的な学園コメディ漫画です。3巻目

今回は虎子の兄と姉が登場!虎子の出生の秘密(?)が
明らかに!中盤以降ではこの作品のロリ部門担当の
弐街道火継が登場します。

読後の第一印象は・・・アニメ版は不評のようですね。
でも、原作を読んだら、この作品を映像化する難しさ
が改めて判りました。

この作品は漫画としてとても巧いのです。

一見雑な絵ですが、パッと見た感じの活き活きとした
見栄えの良い絵ですよね。絵だけならある程度お金を
かければアニメでも再現出来るのでしょうが、この作品
の持つ独特の"間"を再現するにはアニメスタッフの
センスが重要ですよね。

残念ながら、お金とスタッフに恵まれなかったという
ことでしょうか・・・ね。
しかし、最近のアニメは後半良くなることも多いので
今後の展開に期待しましょう。

さて、3巻の内容ですが、序盤は意外にもシリアスなの
です。しかも男性キャラが物語を引っ張る展開!
今までの「百合」要素は?と思ったのですが、これは
杞憂でした(汗)

こういう風にでも男性キャラを登場させるのは悪くな
いと思います。この作品の場合女性キャラばかりだと、
行き詰まってしまいそうだし。

肝心の「百合」要素は・・・今回もあります!
虎子と姉・鬼百合(スゴイ名前!)の関係とか、虎子に
なつく火継とか、美味しいですよね!

ただ・・・いまだに本命がいないのです。

今のところ虎子が話の中心にいるので、他のキャラ同士
を急にくっつけるわけにはいかないし、もしくっつけた
としたら、コメディとしてのバランスが崩れそうだし、
難しいところですね・・・

まあ、この作品の場合コメディとしてとても立っている
し、高望みしない方が吉なのかもしれません。

早く、アニメ版観たいなあ。

では、総評。

フューシア:わたくしは3点。血の繋がらない姉妹!
なんて禁断のロ~マンスなのっ!?

アレサ:まあ、そういう妄想をするのはアリかも
ね。私は2点。今回はシリアス部分があっ
たので、コメディとしてのキレは低下したかな。
あと、キャラクターが多くなってきて、どうさばくか
も今後の見どころだと思うな。

このシリーズの感想はこちら。
「ヒャッコ」1
「ヒャッコ」2

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