「感情教育」
中山可穂・作、講談社・刊です。
本日は久しぶりに中山可穂作品の感想です。2000年に
発表された作品で、当時の「百合」系サイトでは絶賛
している方も多かったですね。
この作品は3章で構成されています。1章は生まれた直後
に親にすてられた、那智(ストレート)が成長して結婚し
子供が生まれるまでが描かれます。2章は家庭不和の中
で育った理緒(ビアン)がいろいろな経験の末、那智と
出会うまでが描かれます。3章では理緒と那智の愛と
壮絶な不倫が描かれます。
読後の第一印象は・・・文芸作品的でもあり、エンタメ
的でもあり、不思議なバランス感です。「百合」的には
非常に良い!と個人的には思いますが、いろいろな点で
一般の「百合」ファンにはお勧めしにくい作品ですね。
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