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2008.12.23

「マルスのキス」

岸虎次郎・作、ポプラ社・刊

すでに今年のベスト10は始まっていますが、今年の重要
物件を保留するわけにはいきません(汗)
そういうわけで、本日はこの作品の感想です。

「MAKA-MAKA」で女同士の甘いセックスを魅せてくれた
岸虎次郎氏の作品です。

お話は・・・主人公・由佳里は今時の女子高生。彼氏と
も経験済み。ある日、クラスで地味な女子・美希が美術
室でマルスの石膏像にキスしているのを目撃してしまう。
しかし、これが切っ掛けで、二人は仲良くなり・・・
という内容です。

読後の第一印象は・・・あの「MAKA-MAKA」の岸虎次郎
氏がこれほどの作品を描くとは!なんて時代だ!

・・・ところで、由佳里と美希って、初代プリキュア
なぎさとほのかに似てません?(汗)
もし狙っていたとしたら、面白いなあと思いました。

閑話休題(汗)

しかし、この作品は驚きました。「百合」的な純度は
他の作品に比べて、決して高くないのですが(彼氏との
セックスシーンもあるし)、由佳里の心理描写や心情
変化
ドキドキや切なさを非常に巧く表現しています。

「MAKA-MAKA」はセックスシーンは甘かったですがほと
んど性描写しかなかったので正直なところ「百合」的に
は物足りなかったのです。その岸虎次郎氏がこれほど
の純度の「百合」作品を発表してくれるとは!

これは推測ですが、いわゆる「百合」作品が一般化し
たため、岸虎次郎氏も「いわゆる百合作品」を描いて
みたいと思ったのではないでしょうか??
だとしたら、「百合」があらたな「百合」を産んだ
言えるわけで、「百合」ファンとしても嬉しい限り
ですよね。
# 同じことは「ささめきこと」にも言えると思います。

あと、以前の作品でも絵の巧さはわかっていましたが、
この作品ではより洗練された感じです。絵で納得させ
られる作家ですよね。こういう作家が「百合」を手が
けてくれたのは、本当に嬉しいです。

では、二人の総評です。

フューシア:わたくしは5点!ちょっとスレた由佳里
ちゃんが自分の本当の気持ちに気づく
シーンは良いわ~。これぞ「百合」!百合大勝利ね!

アレサ:私は3点。性描写以外はオーソドックスな
「百合」作品だけど、絵が巧いよね。
こういう説得力のある絵柄の「百合」漫画って多くは
ないので、岸虎次郎先生の次回作にも期待したいな。

総評:●●●●●★★★

岸虎次郎氏の作品の感想はこちら。
「MAKA-MAKA」Vol.1
「MAKA-MAKA」Vol.2

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