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2009.01.09

「魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS」2+「魔法少女リリカルなのはアンソロジーコミックス」

前者は長谷川光司・絵、都築真紀・原作、両方ともGakken
NORA COMICS
・刊

アニメが終了してもうずいぶん経ちますが・・・この本
のレビューをしていなかったので・・・します(汗)

前者は「StrikerS」の各話の間を補完するようなエピ
ソードで綴られた作品です。後者は「魔法少女リリカル
なのは」の全シリーズのアンソロジーコミック集です。

読後の第一印象は・・・前者は「百合」なしでした(汗)
後者は同人誌で見かけるような「百合」ネタが多くて
なかなか美味しゅうございました(汗)

まず前者ですが、「StrikerS」は非常に多くのキャラ
クターが登場するので、「百合」的にメインである
なのはとフェイトの関係描写が、前のシリーズに比べて
少なめなのです。その原作(アニメ)を忠実に漫画化する
わけで「百合」的には薄くならざるを得ないですね。

そういうわけで、「百合」的にはほとんど引っかから
ない内容でした。そういうわけで"総評"は保留させて
いただきます。
新しい発見があるような内容なので「なのは」ファン
にならお勧めなのですが・・・

さて、後者はいわゆる一つのアンソロジーコミックス
です。

同人誌でも「なのは」の「百合」を手がけている作家
もいるようで、そこそこ良い感じです。

良いなあと思うのをピックアップすると・・・

「聖夜の過ごし方」ねことうふ・作
スバルとティアナがデートするお話。アニメでもありま
したが、アンソロコミックらしい少し突っ込んだ「百合」
ネタが良いです。

「ヴィヴィオの魔法」藤枝雅・作
ヴィヴィオが中心?という感じもしますが、その実、
なのはとフェイトの甘い関係を描いています。
さすが藤枝雅氏です(汗)

「I Hope So」夜桜恭華・原作、睦月烏・作画
なのはとフェイトのストレートなイチャイチャ漫画(汗)
同人誌らしいです。でもラストはちょっと引き締めてい
るのはグッド。

「文化祭の贈り物」風川なぎ・作
文化祭の演劇を軸に、なのはとフェイトの絆を描いた、
甘~い作品です。完成度が高いしなかなか美味しい作品
でした。

「A Wish of Alf」原田まさふみ・作
フェイトを愛するアルフを描いたシリアスな作品です。
こういう突っ走ったシリアスが読めるのがアンソロの
良いところですね!こういうの大好きです。

では、総評。

フューシア:わたくしは3点。これくらいの「百合」度
なら文句ないわ~!原作もこれくらいの
「百合」度なら・・・

アレサ:私は2点。まあ、イカニモ同人誌ネタだけど
それが良いよね。作家の「好きさ」が伺え
て。

総評:保留
総評:●●●○○★★☆

漫画版「魔法少女リリカルなのは」の感想はこちら。
「魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS」1
「魔法少女リリカルなのはA's THE COMICS」

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