「魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS」2+「魔法少女リリカルなのはアンソロジーコミックス」
前者は長谷川光司・絵、都築真紀・原作、両方ともGakken
NORA COMICS・刊
アニメが終了してもうずいぶん経ちますが・・・この本
のレビューをしていなかったので・・・します(汗)
前者は「StrikerS」の各話の間を補完するようなエピ
ソードで綴られた作品です。後者は「魔法少女リリカル
なのは」の全シリーズのアンソロジーコミック集です。
読後の第一印象は・・・前者は「百合」なしでした(汗)
後者は同人誌で見かけるような「百合」ネタが多くて
なかなか美味しゅうございました(汗)
まず前者ですが、「StrikerS」は非常に多くのキャラ
クターが登場するので、「百合」的にメインである
なのはとフェイトの関係描写が、前のシリーズに比べて
少なめなのです。その原作(アニメ)を忠実に漫画化する
わけで「百合」的には薄くならざるを得ないですね。
そういうわけで、「百合」的にはほとんど引っかから
ない内容でした。そういうわけで"総評"は保留させて
いただきます。
新しい発見があるような内容なので「なのは」ファン
にならお勧めなのですが・・・
さて、後者はいわゆる一つのアンソロジーコミックス
です。
同人誌でも「なのは」の「百合」を手がけている作家
もいるようで、そこそこ良い感じです。
良いなあと思うのをピックアップすると・・・
●「聖夜の過ごし方」ねことうふ・作
スバルとティアナがデートするお話。アニメでもありま
したが、アンソロコミックらしい少し突っ込んだ「百合」
ネタが良いです。
●「ヴィヴィオの魔法」藤枝雅・作
ヴィヴィオが中心?という感じもしますが、その実、
なのはとフェイトの甘い関係を描いています。
さすが藤枝雅氏です(汗)
●「I Hope So」夜桜恭華・原作、睦月烏・作画
なのはとフェイトのストレートなイチャイチャ漫画(汗)
同人誌らしいです。でもラストはちょっと引き締めてい
るのはグッド。
●「文化祭の贈り物」風川なぎ・作
文化祭の演劇を軸に、なのはとフェイトの絆を描いた、
甘~い作品です。完成度が高いしなかなか美味しい作品
でした。
●「A Wish of Alf」原田まさふみ・作
フェイトを愛するアルフを描いたシリアスな作品です。
こういう突っ走ったシリアスが読めるのがアンソロの
良いところですね!こういうの大好きです。
では、総評。
わたくしは3点。これくらいの「百合」度
なら文句ないわ~!原作もこれくらいの
「百合」度なら・・・
私は2点。まあ、イカニモ同人誌ネタだけど
それが良いよね。作家の「好きさ」が伺え
て。
総評:保留
総評:●●●○○★★☆
漫画版「魔法少女リリカルなのは」の感想はこちら。
●「魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS」1
●「魔法少女リリカルなのはA's THE COMICS」
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