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2009.03.04

「BE-TWINS」

越智月子・著、小学館・刊

「女子を好きになってしまった。しかも双子だ。」とい
うオビの文句で買った作品です(汗)

お話は・・・舞台は昭和。地方の名門カトリック系女子
。主人公の文子は名門女子校に気後れしながらもあま
り美人ではないけど明るい親友・七美とそれなりの学園
生活を送っていた。ある日の学校で、文子は七美がいつ
もと何か違う事に気づく。なんと、彼女は自分が七美の
双子の姉、夕美だというのだ。この事を切っ掛けに、
文子は七美と夕美の間で揺れ動くことになります・・・

読後の第一印象は・・・オビほどガチ「百合」ではなか
ったような(汗)でも、少女達のリアルな心情がとても
豊かに描かれていて、なかなかの良作です!

お話の舞台は昭和の地方(福岡)の名門女子校というのが
良い感じにリアル感を醸し出しています。
私は博多弁のネイティブスピーカーではないのですが
一応福岡出身(しかも同じ年代)なので、彼女らの話し
言葉はとても身近に感じました。

# 以前このブログでも書いたかもしれませんが、福岡の
# 天神で目撃した、制服姿の中学生くらいの可愛い感じ
# の女の子二人が手をつないで歩いていた姿を思い出し
# ました(汗)
# 思わずついて行きたくなる二人でしたが、さすがに
# 犯罪者にはなりたくないので、やめましたが(汗)

あと、登場人物がほとんど美人ではないのもリアル感が
あって良かったです。

「百合」的にはなんと言っても文子の双子姉妹に対す
る心情です。時に七美との友情を誇ったり、激しく嫉妬
したり、双子(主に七美)によって心を乱される様が、
「百合」的にとても美味しかったです。

この感情の揺れ動きは恋愛にも似た高揚感として感じる
ことができます。作者が本当にガールズラブを狙ったの
かは定かではないですが、それを期待しても十分楽しめ
る内容
だったと思います。

またラストは、すわ修羅場展開か?というところを中学
生らしい、未来ある、明るい展開にしたのも良いですね。

全体的に作者は心理描写が巧いし、そこはかとなく優し
を感じることが出来ました。
なかなかの良作だったと思います。

では二人のコメントです。

フューシア:わたくしは4点。ああ~。わたくしの少女
の頃を思い出すわ~。甘くて苦くて、でも
とても素敵な時代!♪蔦のからまるチャペ~ルで、祈り
を捧げた日~♪

アレサ:って、唄が古ッ!いつの時代だよ。
私は3点。本格的女子校小説として、かな
り良い出来だよね。漫画やアニメから「百合」に入った
人にもお勧めできる良作だと思うな。

総評:●●●●○★★★

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