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2009.05.05

「ワイルドブーケ 想いを綴る花の名は」

駒尾真子・著、一迅社アイリス文庫・刊

一迅社アイリス文庫の「百合」枠作品です。
恋愛も女同士の友情も禁じられたアガサンパス王国が
舞台のファンタジーノベル。第2巻です。

お話は・・・王宮から共に逃げ出した元メードのジョー
ゼットとデェリアナ姫。ジョーゼットはとある街で逃亡
資金を稼ぐため働きはじめます。そこで、自称恋愛研究
家のベルガモと、図書館の司書のコリーダと出逢う。
ジョーゼットとデェリアナはこの出逢いを切っ掛けに
少しずつ変わっていく・・・という内容です。

読後の第一印象は・・・ああ~!良い!これぞ「百合」
純粋な「百合」です!!

この作品世界では男女の恋愛も同性の深い友情も禁止
されていますが、今回から本格的にその設定が生きてく
ることになります。

"恋愛"というものが生まれる前に消えてしまっているの
で(恋愛小説なども禁書とされている)、ジョーゼットや
デェリアナは"恋愛"が人をどんな気持ちにさせるのかを
知りません。だからジョーゼットとデェリアナは互いの
気持ちを自覚できないのです。

ベルガモとコリーダとの交流でその気持ちを自覚して
いくわけですが、その過程が丁寧で実に良いですね。
なんというか、とてもピュアなのです。

ある意味古き良きピュアな「百合」の雰囲気を再現して
いる
のは良いですね。

個人的にはデェリアナのような高邁な女の子が同性との
恋愛感情に目覚めるというのはポイント高いです。

しかし、マイナス面もあります。まず、ジョーゼットと
デェリアナは逃亡者なのに、その緊張感があまりあり
ません(汗)
# 二人が緊張状態に追い込まれなかった理由は作中で
# 説明されていますが。

後半にはアクションシーン(?)があるのですが、ジョー
ゼットは少し剣の心得があったとはいえ、上手くいき過
ぎですよね(汗)

まあ、そういうのは「百合」としての完成度の高さから
言えば、本当に些細なことです。

「百合」好きなら是非読んで欲しい作品でした!
続きを是非読みたいですね。二人の逃避行の結果が知り
たいです。

では二人のコメントです。

フューシア:わたくしは当然5点!ああ、「百合」は良い
わ~。ジョーゼットちゃんとデェリアナ
ちゃんが初々しくてもう、心も体もワキワキしたわ~
それにこの作品の続編が出たのが嬉しいわ。3巻も絶対
出ますわよね!

アレサ:私は3点。ノベルとしては一般向けでは
ないと思うけど、「百合」作品としては
理想的な作品
になっていると思う。こういう作品が読め
るとは本当にスゴイ時代だよね。

総評:●●●●●★★★

このシリーズの感想はこちら。
「ワイルドブーケ 花の咲かないこの世界で」

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