2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

リンク

« 「ひだまりスケッチ×365」7 | トップページ | 「つぼみ」vol.1(後半) »

2009.05.21

「つぼみ」vol.1(前半)

芳文社・刊

今年「百合」界を震撼させる出来事がありました。それ
が「つぼみ」の創刊です。当時、単発アンソロジー系で
お茶を濁すのかな?という予想もしていましたが、蓋を
開けてみると、芳文社の社運がかかっているかのような
力の入れよう!今後の「百合」の行方を占うかもしれな
いこの本(創刊号)の感想です。

まず驚いたのがこの本の装丁です。紙は雑誌っぽいの
ですが、カバーとオビがあるのです。しかもこの厚さ!
なんだか「AKIRA」みたいですね(汗)

ではでは、ライバル誌?「百合姫」と同じく、一作ずつ
感想を書きます!

「ひみつのレシピ」森永みるく・作
「百合姫」を脱退した森永みるく氏の新作です。この
作家起用には驚きましたよね。やはり一迅社との関係が
良くなかったのでしょうか・・・。まあ、それは良いと
して、お話は森永みるく氏らしい、甘~い内容。でも、
ちょっと薄口ですね。まあ、短編「百合」ものは久しぶ
りなので、まだ調子がでないのかも?

「コブリアワセ 上編」宇河弘樹・作
なかなか味わい深い作画です。昭和20年代風の舞台も
新鮮です。(でも、だったらセーラー服にはもんぺですよ
ね)少女と継母というカップリングも珍しいです。ただ
上編だからか、「百合」的な踏み込みはイマイチかも。
下編ではどこまで「百合」になるか、期待です。

「for Roses」久遠あき・作
「百合」作品らしい繊細さと甘さと切なさを持った作品
ですね。双子という設定はちょっと疑問ですが、すれ
違いと失恋を意識するシーンは切なくて良いですね。
こういう王道作品もアリということですね。

「むねがいっぱい」小川ひだり・作
一転、ちょっとHなコメディです(汗)しかし、胸もみ
ネタで切なくさせるとは、なかなかの技巧派です!?
あと、女の子同士のスキンシップに終わらないところ
もグッドです。あと絵の可愛さも良いですね(汗)

「エビスさんとホテイさん」きづきあきら+サトウナンキ・作
大人の「百合」物ですね。大人の「百合」といえば
「百合姫」には森島明子という巨匠がいるのですが、
森島氏とは違い、リアル感の方が目立っている印象で
すね。でも、リアルな女同士のような反感情から、徐々
に惹かれていく過程がとても良く描けています。
とても感情移入できる作品でした。

「ランナーズハイ」きぎたつみ・作
切ないお話です。こういう後悔の念を描いた作品って
個人的には「百合」じゃなくても妙に感情移入します。
ちょっと痛いですが、それが甘さに変わる瞬間みたいな
ところがあるのが救われますね。あと部長(女性ですよ
ね?)も好み。「クラウ ファントムメモリー」のクラウ
に似ていますよね(汗)

「LOVE FOOL」はっとりみつる・作
ああ、こういうキャッキャウフフに憧れるなあ(汗)
生まれ変わった暁にはっ!!

「鳩居的懐古録」釣巻和・作
なかなかに凝った作画が良いですね。大正ローマンス
なのも私好みです。まあ・・・第1話なので「百合」
的な進展はないのですが、田舎娘っぽい鳩子と都会娘
っぽい真魚の関係に興味がわきます。

レビューは後半に続きます・・・(汗)

« 「ひだまりスケッチ×365」7 | トップページ | 「つぼみ」vol.1(後半) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/705/45087054

この記事へのトラックバック一覧です: 「つぼみ」vol.1(前半):

« 「ひだまりスケッチ×365」7 | トップページ | 「つぼみ」vol.1(後半) »