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2009.06.21

「百合」文化の衝突

本日は実に久しぶりに考える「百合」記事を書いてみよ
うと思います。
恐らく、昔から「百合」を好きな人は薄々感じているの
ではないかと思うことです。

ここで書くのはある種の人達を貶める目的ではありま
せん。現在の「百合」界を俯瞰して分析するという趣旨
が強い・・・ということを予め書いておきます。

昨今、隆盛を極めている(汗)「百合」界ですが、実は
3つの流れがあるのでは?と思うのです。

1つ目は以下に紹介する2つのグループのどちらにも属し
ている、または両方に属していないグループです。
「百合」であれば何でも良いという、ある意味享楽主義
的な思考を持っています。
中立派」としておきましょう。

2つ目は同性(=性的な力関係が平等)であることを重要
視しているグループ。このグループに属する人は、思い
込むと、フェミニスト的な思想に至る場合もあるのでは?
と思います。
平等派」としておきましょう。

3つめは(無意識にでも)処女信仰をするグループです。
実は、恋愛エロゲーが盛んになった90年代後半頃から、
個人的にはこのグループの出現を予想していました。
# エロゲーは愛だの恋だの言っても、結局は性欲を満た
# すために作られていると、冷静に判断できる人達が
# 増えると、反動で処女信仰が増えるのでは?その受け
# 口が「百合」になるのでは?と予想していたのです。

長いこと兆候が現れなかったのですが、近年やっと増加
傾向を示しているのでは?と思います。
清純派」としておきましょう。

「中立派」はどーでも良いとして(汗)「平等派」と「清
純派」はある種の文化を持っています。

しかも、悪いことに相反する文化です。
ウーマンリブとメンズリブと似たような対立関係で、互
いに相手を嫌っているのでは?とも思います。

今後、この二派が衝突することがあるのではないでしょ
うか・・・

衝突といっても、もちろん物理的な衝突ではなく、どち
らかの派閥が好む出版物が淘汰される等の間接的な衝突
が起こるのではないかと危惧するのです。

そうなったら困るのは、実は「中立派」なのです。
「百合」作品の幅が狭まっては、どっちでも良いとは
言っていられなくなります。
さらに、幅が狭まると飽きられやすくなるのも必然だと
言えます。

しかし、日本人は折衷案を考えるのに長けた民族だと
(個人的には)思います。対立が発生しても、きっと共存
できるか、両派がそれぞれ栄えるような道筋が見つけら
れるのでは?とも思うわけです。

・・・少し楽観過ぎるでしょうか(汗)

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コメント

論ずるのは文化らしくて大いに結構だと思います。
問題は商業との関係ではなぃでしょぅか。「百合は売れる」と分ッた幾つもの大企業の戦略。例えば離婚を経験して多くの男性ファンを失ッた歌手が百合ソングを唐突にリリースしたり、お笑い芸人との破局で影薄くなッたアィドルが女性同士のユニットを唐突に組むなど、実在か架空かを問わず偽百合が続出するかもしれません。
価値判断に長けている百合マニアの存在は貴重です。

どっち派なんですか?

何となく、本当に何となくですが、かつて日本SFが辿り、発展してきた道を百合も歩いているような気がします。『SFマガジン』など核となる発表の場を得た黎明期、SF映画ブームにあやかって多数の雑誌が創刊され淘汰され議論も活発化した黄金時代、そして冬の時代を経て、いまや「SFであること」が特別ではない「浸透と拡散」の時代と呼ばれています。
『百合姉妹』『百合姫』を中心として夜明けを迎えた百合は、いま順調に発表の場を増やし黄金時代へと向かっているところでしょう。
虚人ねこさんが書かれているように、百合が発達していく中で、さまざまな論争が生まれると思います。それを健全に受け止める場を用意できれば、SFのように冬の時代を経験することなく、「百合」が一つのジャンルとして確固たる地位を築けるのではないでしょうか。

コメントありがとうございます。

★皆口 富江さま

>問題は商業との関係ではなぃでしょぅか。

商業は関係するでしょうね。間違いなく。

>価値判断に長けている百合マニアの存在は貴重です。

これも同感なのですが、「百合」の風潮がどちらかに
傾いたときに、流されない、浮かないのは本当に難しい
ことだと思います。
果たして、そういう人がどれだけ存在するでしょうか。
・・・私は流されそうです(汗)

★774さま

>どっち派なんですか?

実は「中立派」です(汗)
でも、「平等派」「清純派」とも理解しているつもり
です。

★緋色唯さま

>SFとの類似性

確かに似ていますね。SFも本来のSFと、日本の作家が
目指した、社会派SFと分岐して、時に対立したりしま
したよね。そして、現在のSFは・・・

「百合」はSFほど広くないと思いますが、それでも
方向を間違えれば、凋落は必然でしょうし・・・

皆口 富江さまも書かれていますが、価値を判断でき
る「舵取り」や「場」が必要なのでしょうね。

私も微力ながら力になれるか・・・なあ(汗)

みなさま、ご意見ありがとうございました。

初めまして。

〆方に若干のアレを感じつつ…
話の内容としては興味深いものでした。

因みに私は中立派です(笑)

コメントありがとうございます。
★有里様

>〆方

ちょっと逃げちゃいました(汗)
でも、結論に踏み込んでしまうと、それもまた
面白くないかな・・・と思いました。

>因みに私は中立派です(笑)

最近思うのですが中立派も2つあるのでは?と
思うことがあります。
それも今後書けると良い・・・な(汗)

すいません、突っ込みです。
訂正されたあとは消していただいてかまいません。

>そう反する

相反する(あいはんする)、です

ご指摘ありがとうございます。
★みーや★様

>相反する(あいはんする)、です

実はどちらでもOKだと思っていました(汗)
確かに辞書にはないですね「そうはん」。
早速修正いたしました。

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» 作家として。 [多国籍風作家〜珍生活〜]
  私は百合が大好きです! でも、【百合】っていうのは判断基準が難しいんですよね。 女の子同士の恋愛って、ありそうで、なかなかないんです。 正直。 コミュニケーションの一環として 手をつないだり、抱きついたり、というのは なんか自然な行為だと私は思います。 それを百合と判断していいものか。 私として明確な判断基準はないんですが 『どちらかが恋心を持てば(肉欲込みで)百合!』 というのを念頭において作品を書いてる次第です。 まぁ、一応小説書いてる身ですし……..... [続きを読む]

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