2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

リンク

« 「鋼鉄の白兎騎士団」VIII | トップページ | 「にじぷり」1 »

2009.07.29

「あずまんが大王」1年生

あずまきよひこ・作、小学館・刊

萌え4コマの火付け役になったと言われる、歴史的名作
がメディアワークスから小学館に鞍替えし、さらに
復刻&加筆して再登場です。

念のため、どんなお話かを書くと・・・ある高校に集う
おかしなキャラクター達の日常を描く、コメディ4コマ
漫画です。

読後の第一印象は・・・オリジナル版とは少し印象が
異なりますが、それでもいまだに面白いです。

久しぶりに読みましたが、面白いですね。
いまだにこれほど、普通に笑わせる萌え4コマ漫画は
ないかもしれません。

ただ、印象はずいぶん違うようです。
前半の4分の1程度、いくつかのネタでの加筆。そして
「補修」(書き下ろし)はかなり絵が違います。

オリジナル版はどちらかと言えば、アニメ的に綺麗で
イキオイを感じる作画だったのに比べ、新作は「よつ
ばと!」
で見られる、リアルで非常に緻密な作画なの
で、少々違和感があります。

キャラクターの表情の付け方もずいぶん違いますよね。
オリジナル版は顔の凹凸があるのに、新作では丸い
で、妙に無表情に思えるコマがあったりします。

あと、「補修」では明らかに作風が違うと思えるネタ
もありますよね。

そうそう、オリジナルよりが小さくなったので、
あずまきよひこ氏が得意な""が判りにくくなって
いるのでは?という気もしました。

でも、その違和感や、違いも含めて、オリジナルを
読んだことのある人でも楽しめるのでは?と思います。

さて、「百合」的には・・・
もちろん、本作で一番の「百合」キャラ・かおりん
ですよね!

改めて読んで、最初からずいぶん榊さんに声をかけた
りしていますよね。全く報われないのですが(汗)それ
にめげず、声をかけようとしているのが、一途で良い
な、と今更ながら思います。

まあ・・・今の萌え4コマならかおりんにスポットを
当てるエピソードがあるのでしょうが、"無い"のが、
この時代をよく表していますね(汗)

あと、ゆかりとみなもの先生コンビや、智と暦の幼な
じみならではのなあなあの関係も妄想を誘いますね。

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは2点。結末は知っているけれど
かおりんガンバレ!歴史を塗り替えるの
よ!あなたならできるわ!

アレサ:根拠無しだね。
私は2点。面白いのは確かだけど、当時の
驚きは完全再現はできないよね。でも、萌え4コマで
これ以上の作品が出ていないのも認めざるを得ない気
がする。

総評:●●○○○★★☆

« 「鋼鉄の白兎騎士団」VIII | トップページ | 「にじぷり」1 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「あずまんが大王」1年生:

« 「鋼鉄の白兎騎士団」VIII | トップページ | 「にじぷり」1 »