「ときめきもののけ女学園」1
南国ばなな・作、一迅社百合姫コミックス・刊
問題作の登場です(汗)
「百合姫」に突如わいた一輪のあだ花!それが本作!
お話は・・・主人公・あられは入学式の日、妖怪と遭遇
してしまう。そして、なし崩してきに、妖怪女学校へ
通うことに・・・!!というコメディ漫画です。
読後の第一印象は・・・かなり笑えました(汗)「百合」
的にはちと微妙かなあ(汗)
それにしても、妖怪達。容赦ないですね(汗)
「百合」作品ってある意味、女性キャラへの憧れと感情
移入だと思うのですよね。この作品は最初からそれに
背いているのです。そこが逆説的で面白いと思います。
# BL出身の作家ならではと言えるかもしれません。
「百合」的には主人公・あられと猫股のキリの関係に
注目です。序盤からほんの少しミャクは感じたのですが
7,8話で一気にバクハツします。
# 8話のヤキモチ屋の描写が笑えました(汗)
しかし・・・正直言って今のところ「百合」よりコメ
ディがメインですよね。
6話(てるてる坊主の話)なんて、もう笑うしかないです(汗)
まあ、「百合」と言っても王道「百合」だけではつまら
ないし、こういうのもアリだと今では思います。
では、二人のコメントです。
わたくしは4点。あられちゃんとキリちゃ
んの関係って、なにげに良いわよね。
特に序盤、ベタベタしてないところが良いと思ったわ。
でも、2巻は怒濤の「百合」展開になりそうね!
私は、え~い、3点。「百合」作品として
は語るところは少ないけど、こういう
エッジの効いたコメディで「百合」をやろうとした点
がとても良いと思う。成否は別にして実験としては意味
があったと思うな。
総評:●●●●○★★★
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