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2009.08.04

「乙女革命アヤメの!」2

志茂文彦・著、MF文庫J・刊

実は、この作品続編ができるとは予想していませんでし
た(汗)まさに嬉しい誤算です。

お話は・・・"姫子"という女の子を助けるために、何者
かによって姫子と同じ姿の女の子にされた主人公アヤメ。
今回は姫子の野望が加速します。学院府長になるために
いろんな企てを実行します。もちろん、アヤメも姫子の
駒として行動するのですが・・・という内容。

読後の第一印象は・・・確かに「百合」なのですが、
ガチというほどではないですね。でも、ラノベとの新し
い融合のカタチ
、と言えるかもしれません。

少女小説「マリア様がみてる」が切り開いた「百合」
というジャンル。この作品は「マリア様がみてる」を
ライトノベルに翻訳したような作品
と言えるかもしれま
せん。

昔の男性向け作品では女子高は伏魔殿的に描かれること
が多かったのですが、この作品は女子高のユートピア視
が感じられます。この点は「マリア様がみてる」に近い
テイストと言えると思います。

主に会話劇であり、キャラクター同士のリリカルな関係
を描く、という点でも似ています。

しかし、この作品はラノベなのです。

はっきり言い表すのは難しいですが、女性キャラが可愛
すぎる
のです。さらに、後半はアクション的な要素
組み込んでいます。(少女小説でアクションものが無い
わけではないですが、通常のラノベほど一般的ではない
ですよね?)

ある意味少女小説のリリカルさとラノベのキャッチーさ
を併せ持った作品
だと言えます。

・・・ただ、お話はちょっと完成度が低かったような
気もします。なんというか、行き当たりバッタリっぽい
ような展開だと感じました。

「百合」としてはアヤメと姫子はもちろんのこと、
姫子を慕う、樹理亜、由麻、杏奈や、姫子の対抗馬と
目されている先輩・純と明日美など、どこを切っても
「百合」要素になる
のが凄いですね(汗)

当初、アヤメは実は男では?という悪い予感もありま
したが、この巻を読む限り、それは無いと思えました。
これも2巻の収穫だと思います。

さらに、漫画化も決まっているようだし、今後に期待
できるという点でも、ポテンシャルの高い作品には間違
いないですね。

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは4点。アヤメちゃんは男じゃな
いと確信したわ。「百合」要素もてんこ
盛り!でも、もっと核心的で明確な「百合」要素が
欲しいところなのよね。でも、だんだんガチっぽくなっ
て来ているし、3巻は本当に期待しても良いかも!

アレサ:私は2点。どうもこの作品、中途半端なん
だよね。女の子達のリリカルな関係を描き
たいのか、退魔ものを描きたいのか、姫子の野望ものを
描きたいのか、ちょっと発散気味に感じたなあ。
甘い「百合」ものとしては十分楽しめる作品だけど。

総評:●●●●○★★☆

このシリーズの感想はこちら。
「乙女革命アヤメの!」
志茂文彦氏の他の作品の感想はこちら。
「キディ・グレイド」3

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