「キディ・ガーランドぴゅあ」Vol.1
gimik・原作、きむらひでふみ・脚本、緋賀ゆかり・作画、角川書店・刊
かなりの紆余曲折があって「キディ・グレイド」の続編
「キディ・ガーランド」がアニメになったわけですが、
その内容を占うべく、漫画版を早速読んでみました。
(アニメは1話が放送されたそうですが・・・)
お話は・・・「キディ・グレイド」から50年後が舞台。
今回はアスクールとク・フィーユという二人のエージェ
ントが主人公の、一応、コメディタッチのアクション
SF漫画・・・と言うことになるのかな?
読後の第一印象は・・・先の展開は読めませんが「百合」
的には前作より期待できそうな予感はします。
・・・序盤はとりあえず、お色気アクションコメディ
という感じです。
脳天気なアスクールと、一見クールだけど、根は恥ずか
しがり屋、ク・フィーユのバディものです。
前作「キディ・グレイド」も序盤はコメディタッチで
中盤以降は怒濤のシリアス展開だったので、今回もそう
いう展開になる可能性は高いのでは?と思います。
(でなければ、わざわざ続編を作る必要ないですよね)
また、緋賀ゆかり氏の描くキャラクターは可愛いです。
メカはちょっとイマイチですが(汗)これはアニメ版も
そういう感じなので、ある意味、アニメ版を再現してい
るとも言えますね(汗)
さて、肝心な「百合」ですが・・・
前作のエクレールとリュミエールは、バディではあるの
ですが、目の高さが違う、というか、妙に釣り合いの取
れないカップリングで、お話が進むにつれてそれが顕著
になり、「百合」的には下降線でした。
それに比べると、アスクールとク・フィーユは目線の高
さが同じ、というか釣り合いは取れている印象です。
また、出会った際に、お互いに良い印象ではなかった
のも逆に期待できそうなポイントです。
お話がシリアスになり、二人が真の意味でバディとして
成長する・・・という展開でも個人的には嬉しいですね。
(そうなると恋愛展開はできませんが)
まあ、今後の展開に期待です。
「百合」的にもお話的にも。
では、二人のコメントです。
わたくしは2点。今のところアスクール
ちゃんが人なつっこいので、「百合」に
見える、というだけだわね。バディものとしては期待
できそうなのだけれど、バディもので恋愛に発展する
作品ってほとんど無いのよね・・・
私は2点。正直、お話はイマイチ。だけど
期待も込めて2点にした。
「キディ・グレイド」は途中まではものすごく面白い
作品だったから、どれだけそれに近づけるかが見物。
総評:●●○○○★★☆
「キディ・グレイド」の感想はこちら。
●「Kiddy Grade」CASE.1
●「Kiddy Grade」CASE.2,3
●「Kiddy Grade」CASE.4,5
●「Kiddy Grade」CASE.6,7
●「Kiddy Grade」CASE.8,9
●「Kiddy Grade」CASE.10,11
●「Kiddy Grade」CASE.12
「キディ・グレイド」映画版の感想はこちら。
●「キディ・グレイド劇場版第一部-イグニッション(覚醒篇)-」
●「キディ・グレイド劇場版 第二部-メイルシュトローム(氾濫篇)-」&「第三部-トゥルースドーン(黎明篇)-」
« 「天秤は花と遊ぶ」1 | トップページ | 「まん研」2 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント