「魔法のじゅもん」3
あらきかなお・作、芳文社・刊
「まんがタイムきららMAX」に連載されていたの萌え4
コマ漫画の単行本。2巻の感想から2年経ってしまいま
した・・・(汗)
人間界にやってきたちーちゃんこと野村ちづ子は人間
の田見屋ユリネにゾッコン。さらにちーちゃんを追っ
て、魔法界からのんちゃんこと大沢のぶこがやってく
る・・・三人の楽しい(?)毎日を描く萌え4コマ漫画。
第3巻(最終巻)。
読後の第一印象は・・・この作品って巻毎に印象が違い
ますね(汗)でも、ラストは「百合」風味だったのが嬉し
いかも。
しかし、この作品って本当に巻毎に印象が違うような
気がします。
1巻はユリネがちーちゃんにイジワルするソフトSMの
ようなところがあったのですが、2巻はそれが薄くなり
ユリネはちーちゃんとの関係をまんざらでもなく思っ
ている?ようになります。
3巻ではそれもなくなり(汗)3人のユルコメディと思い
きや、ちょっとパンチの効いたコメディ重視になった
ように思えます。
従って、「百合」的には2巻から後退したように思えま
す。
しかし、さすがに最終巻だけあって、最後はちーちゃん
とのんちゃんの気持ちを整理するようなエピソードが
盛り込まれています。
3人の関係に決着が付くわけではないですが、それだけ
でも、「百合」としては救われた気がしますね。
それにしても、この作品、かわいい見た目とは裏腹に
結構、ナンセンスオチやパンチの効いたオチがあり、
個人的には4コマ漫画として好きでした。
最終巻は少し名残惜しいですね。
では二人のコメントです。
わたくしは3点。最後はちーちゃんが少し
幸せになってくれて嬉しいわ~。でも、
ここまでやったら結婚エピソードが欲しかったわね~
私は2点。この作品のコメディ部分って
かなり人を選びそうだけど、私は好きだっ
たなあ。あらきかなお先生は次も「百合」をやってくれ
るかなあ・・・
総評:●●●○○★★☆
この作品の感想はこちら。
●「魔法のじゅもん」1
●「魔法のじゅもん」2
« 「がーるずぽっぷ」 | トップページ | 「かなめも」いち »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント