2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

リンク

« 「かなめも」に | トップページ | 「きもちのかたち」上 »

2009.12.14

「第七女子会彷徨」1

つばな・作、徳間書店RyuComics・刊

本日は表紙買いしたこの作品。
お話は・・・近未来(?)の女学生の生活を描いたシュー
ルで奇妙なSFコメディ漫画です。

読後の第一印象は・・・個人的には懐かしいセンスの
漫画です。「百合」的にもちょっとアリです。

なんというか星新一的でもあり、藤子不二雄F(少々Aも)
的であり、「ガロ」的でもある作品です。
コメディであり、ブラックでもあり、グロくもあり、と
いう不思議なバランスです。

「百合」ものばかり読んでいるとこういう作品に巡り
会うことは少ないので、なんだか懐かしい気持ちになり
ました。

かといって、「百合」的に全く外れでもありません。

主人公は高木さんと金やんという二人の女子高生。
ほとんど全エピソードでこの二人が描かれます。
「百合」的なポイントは二人が友人になった理由が描か
れる第08話「友達選定」ですね。

この作品らしいシニカルな視点で描かれてはいるのです
が、そこはかとなく「百合」の雰囲気を感じました。

ただ、ガチかと言えばさにあらず(汗)
あくまで普通の女の子同士の親友モノの範囲内・・・と
いう感じもしました。

しかし、ほとんどのエピソードは二人が主人公になるわ
けで、そういう意味では妄想は十分可能だと思います。

ちょっと独特の作品を読みたい方はどうぞ。

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは2点。主人公の二人はなかなか
良い雰囲気なのよね。ガチではないけれど、
親友関係としては十分描かれていると思うわ。

アレサ:私は2点。私はこういうセンスの漫画好き
だなあ。すごくオリジナリティのある発想
ではないけど、昔読んだSFのようなワクワク感はある
と思う。

総評:●●○○○★★☆

« 「かなめも」に | トップページ | 「きもちのかたち」上 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「第七女子会彷徨」1:

« 「かなめも」に | トップページ | 「きもちのかたち」上 »