2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

リンク

« 先週、入手した物件+検索順位 | トップページ | 「少女革命ウテナ」DISC-9,10 »

2009.12.20

「乙女革命アヤメの!」3

志茂文彦・著、MF文庫J・刊

なにげにソフト「百合」のこの作品も3巻(最終巻)です。

お話は・・・"姫子"という女の子を助けるために、何者
かによって姫子と同じ姿の女の子にされた主人公アヤメ。
今回は姫子の野望が行くところまで言ってしまいます。
大混乱に陥れられる学園!姫子の本当の目的とは?そし
てアヤメの正体とは!?感動の大団円?です。

読後の第一印象は・・・とりあえず、「百合」的には
裏切り系ではなくて良かったです。でも、姫子とアヤメ
の設定は必ずしも手放しで喜べるものでもないような。

まず最初にバラします。
アヤメの正体は正真正銘の女の子でした(いままで男疑
惑があったので)。

まずは、一安心です(汗)

腹黒さの中に優しさを含んでいたいままでの姫子だった
のですが、今回は学園中を巻き込んで大暴走します。
アヤメは姫子に対抗するべく生徒達を束ねて、"革命"を
起こそうとします。

個人的には、こういう激動的な展開は好きです。

ただ、姫子はそこまで悪くないと読者に感じさせてしま
ったのはマイナスですね。本当に姫子とアヤメが対決?!
と思わせて欲しかったです。

1,2巻の展開から言って、それはかなり高いハードルだっ
たのですが、それが成功したらもっと面白くなっただろ
うに・・・と思うと残念ですね。

ただ、アヤメは姫子と対立しつつも最後まで姫子を信じ
ていたのは「百合」的にはグッドです。事件が終結して
姫子とアヤメが今後のことを話すシーンはなかなかジー
ンとくるものがありました。

だからこそ、姫子とアヤメの関係の設定が残念なのです。
個人的には姉妹百合にはあまり感情移入できないのです。
(姫子とアヤメの関係もそれに近いと言えますし)

まあ、この辺りは一口に「百合」といっても好みがある
と思うので、なんとも言えないところですが・・・

個人的には、もっとはっきりした恋愛感情があれば、
二人の"設定"でも、感情移入できたのに、と思うのです。

あとがきで、作者はこの作品を「ソフト百合」と称して
います。前巻でも書いたのですが、この作品は「マリア
様がみてる」をライトノベルに翻訳したような作品

言うのはアタリだったと思います。

ラノベでは往々にして女性キャラ同士の関係が希薄なの
ですが、この作品はそれなりの濃さを実現できていたと
思います。
#「それなり」というのは「マリア様がみてる」のよう
#な濃さやリアルさはないという意味で。

今後もラノベから、こういう「ソフト百合」路線の作品
が出てくると良いですね。

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは3...4点。最後に二人が駆け落
ちを話し合うところはグッと来たわ~。
でも、ああ、もう少しなのよ。このモヤモヤ感・・・

アレサ:私は2点。「マリア様がみてる」もソフト
百合といえばそうだし、寸止め感はあった
のだけど、満足したんだよね。やはりこの作品になく、
「マリア様がみてる」にあるモノって確かに存在する
と思うな。今後「ソフト百合」を書く作家はこそに注視
して欲しいね。

総評:●●●●○★★☆

このシリーズの感想はこちら。
「乙女革命アヤメの!」
「乙女革命アヤメの!」2
志茂文彦氏の他の作品の感想はこちら。
「キディ・グレイド」3

« 先週、入手した物件+検索順位 | トップページ | 「少女革命ウテナ」DISC-9,10 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/705/47072502

この記事へのトラックバック一覧です: 「乙女革命アヤメの!」3:

« 先週、入手した物件+検索順位 | トップページ | 「少女革命ウテナ」DISC-9,10 »