「咲-Saki-」6
小林立原作の漫画のアニメ版。
清澄高校麻雀部に所属する天才麻雀少女、宮永咲と麻雀
部の仲間たちの闘いを描く、美少女リリカル本格麻雀
漫画のアニメ版。6巻(14~16話)の感想です。
お話は、副将戦大詰め~大将戦序盤が描かれます。
ここでも「百合」的な見所多し!
読後の第一印象は・・・副将戦はなんと言ってもステル
スモモですね(汗)「百合」的にもナイスなキャラです。
それにしてもステルスモモには原作から笑わせていただ
きました。この作品って大げさな演出が基本なのですが
物理的に消えるものとして扱う(しかも登場人物には
本当に見えない)というシュールさが妙にツボで笑って
しまいました。
アニメ版でも見事に再現されていましたね。
しかも東横桃子は「百合」的にも良いキャラなのです。
この作品に登場する「百合」要素のあるキャラってど
ちらかというと秘めた想いという感じなのですが、意外
にも桃子だけは積極的なのです。
また、桃子が慕う、加治木ゆみも反応は薄いですが、
まんざらでもないように見える、というのもグッドです。
(こういう設定が巧いですよね。この作品)
また、アニメ版は桃子の扱いが原作より大きかったよう
な気がしますね。
あと、16話の大将戦は、異常な役が連続して飛び出すと
いう恐慌状態を良く表現しています。
その中で池田華菜の凡人っぷりが光ります。
他のキャラと並列で扱うのではなく、ちょっと残酷だけ
どこういうアクセントをつける方が、キャラへの愛情を
感じるし、作者の技量も伺えるような気がします。
今回も楽しめました。
では、二人のコメントです。
わたくしは4点。桃子ちゃんが可愛いわ~。
ゆみちゃんはああ見えて、たぶんデレデレ
のハズよ、心の内では!それにしてもこの作品の「百合」
カプ率の高さは異常・・・いいえ、これが正常なのだわ!
私は3点。なんと言っても演出が面白いね。
キャラの魅力と少々突飛な演出の見事な
融合。良い意味で、近年のアニメの集大成のような作品
だと思う。
総評:●●●●○★★★
このシリーズの感想はこちら。
●「咲-Saki-」1
●「咲-Saki-」2
●「咲-Saki-」3
●「咲-Saki-」4
●「咲-Saki-」5
原作の感想はこちら。
●「咲-Saki-」1
●「咲-Saki-」2
●「咲-Saki-」3
●「咲-Saki-」4
●「咲-Saki-」5
他メディアの感想はこちら。
●CDドラマ「咲-Saki-オリジナルドラマ第1局」
●CDドラマ「咲-Saki-オリジナルドラマ第2局」
●CD「咲らじ-清澄高校麻雀部-疾風編」
小林立作品の感想はこちら。
●「FATALIZER」
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