「ゆるゆり」1

なもり・作、一迅社百合姫コミックス・刊

本日の感想はこちら。
娯楽部に集う女の子たちのゆる～いコメディ漫画です。

読後の第一印象は・・・正直、「百合」度は低いです。
ただ、「百合姫Ｓ」誌の中ではこの低さが一服感を出し
ているかも？

恐らく「百合姫」系で連載された作品の中で一番「百合」
度が低い作品かもしれません(汗)
芳文社のちょっと「百合」な作品の方が「百合」度は高
いかもしれませんね(汗)

ただ、「百合姫」だとガチ「百合」が当たり前なので、
この作品の「百合」度は逆に一休み感が出ていて、新鮮
に思えるかもしれませんね。

コメディ漫画として悪い出来ならそういうことも言えな
いのですが、この作品は萌えコメディ漫画としてなかな
か良い線行っていると思うのです。

まず、キャラが可愛い(汗)萌え系では重要な要素です
よね。これだけで70%は成功していると言っても過言で
はないでしょう。

あと、ゆるい会話劇と楽屋ネタの不思議なハーモニー
が独特の世界観を醸し出しています。

最近流行のゆる系部活漫画なので、こういう作品を好き
な人は多いのではないででしょうか？

「百合」要素も薄いですが、ちゃんとあります。
個人的には櫻子と向日葵のツン×ツンカップルが良い
ですね。綾乃のような正統派も好みです。
あと、未登場ですが、あかりのお姉さんも良いかも(汗)

では、二人のコメントです。

わたくしは3点。どこから切っても「百合」
妄想はできるのだけれど・・・わたくしと
しては1組でもガチカップルが欲しかったわね。綾乃ちゃ
んには幸せになって欲しいわ～。

私は2点。可愛くてゆるいというのは、あ
りがちだけど憎めないよね。あと、欲を言
えばキャラクター同士の関係をもっと描いて欲しいね。
(そういうエピソードもあるけど、もっと)

総評：●●●○○★★☆