「とある科学の超電磁砲」2
お話は・・・超能力者を育成する学園都市が舞台。この
学園内で五指に数えられる能力者・御坂美琴を中心に、
女の子たちの楽しい日常と超能力にまつわる事件の顛末
を描く、日常系コメディ&アクション作品です。
美琴が"本編"である「とある魔術の禁書目録」の主人公
上条当麻と対決する。そして、木山春生と出会う。4話。
黒子と飾利の出会いのエピソードが語られる、5話。
"グラビティ事件"の発端が描かれる、6話。
鑑賞の第一印象は・・・今回は「百合」的には低調でし
たが、お話の構成が巧いですね。(原作の漫画もそうだ
けど)
この作品はスピンオフ作品なワケですが、スピンオフ
にしては本編のキャラが出ますよね。
恐らく本編はもっとシリアスなお話だろうから、あくま
でゲストっぽい雰囲気をまとって登場しているのでは?
と思います。
でも、当麻のようないかにもラノベの主人公然とした
キャラって・・・まあ、いいか(汗)
「百合」的には低調な2巻ですが、5話の黒子と初春の
エピソードは友情ものとしては楽しめますね。
この作品に潜む、案外ハードな世界観を垣間見せている
のも巧いですね。
あと、4話で前半の敵となる春生を登場させたり、グラ
ビティ事件を2話構成にしたり、お話の組み立て方が
巧いなあと感じました。
(これは原作からそうなのだけど)
まあ、正直この作品の"本編"には興味は持てないのです
が、この作品は女の子達のハラハラドキドキのちょっと
危険な冒険&友情もの、という位置付けとしてはなかな
かの良作だと思いますし、「百合」としてよりアニメと
して楽しめたら良いかなと思います。
では、二人のコメントです。
わたくしは2点。黒子ちゃんと初春ちゃん
の友情がかわいくてで良いわ~。6話で
美琴ちゃんに説教する黒子ちゃんもなんだか可愛くて
良いわね。
私は2点。普通、こういう作品って高度な
能力者を登場させるとお話をセーブするた
めに影を薄くせざるを得ないところがあるけど、この
作品は初春飾利や佐天涙子のような非力なキャラを巧く
使って、女の子達の日常&友情ものという味付けをして
アクションものにありがちなジレンマを巧く克服してい
るよね。そういう意味でも面白い作品だと思うな。
総評:●●○○○★★☆
このシリーズの感想はこちら。
●「とある科学の超電磁砲」1
漫画版の感想はこちら。
●「とある科学の超電磁砲」01,02
●「とある科学の超電磁砲」03
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