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2010.04.22

「ノブレス・オブリージュ2~成瀬春水の艱難~」

小松遊木・著、GA文庫・刊

1巻を読んで、巻が続けば「百合」的にも期待できるか
も?と思った作品。待望の2巻です。

お話は・・・"剣士"という能力が社会的に重要な擬似
日本のお話。聖宝女学院にはルミナス・フォースという
校内で名うての剣士が集まった自警組織があり・・・
という女子高剣術ノベルです。
今回は鍛冶本亜未が主人公。学園祭で劇をすることに
なったルミナス・フォースの面々。しかし、同じ頃、
ルミナス・フォース先輩、成瀬春水が桐嶋七海の命を
狙っているという噂が流れる・・・というお話。

読後の第一印象は・・・1巻よりは面白くなった感じで
すが、相変わらず中途半端な感じはしますね・・・

1巻は貴族や道場や剣術の幅広い設定が面白かったにも
関わらず、お話としては地味で、「百合」的にもイマ
イチな印象があったのですが・・・2巻は主人公の周囲
の人々に生死にかかわる噂が流れる・・・という展開
で、1巻よりは派手でわかりやすい展開です。

噂に惑わされる主人公・亜未と亜未の友人・錫音が重点
的に描かれるわけですが、その展開の仲で友情を確かめ
あったり、先輩達の強い絆を知ったり、とある意味、
「マリア様がみてる」的な展開です(汗)

しかし、「マリア様がみてる」に比べるとリリカル度は
低め
ですね。生死の関わる噂と剣術という要素で「マリ
ア様がみてる」との違いは出しているのですが、それ
も中途半端な気がします。
剣術シーンは1巻よりは良いのですが、ラノベではアク
ションが巧い作家はたくさんいるし、それらの作家と
比べてしまうと・・・ね。

どうもリリカルにしてもアクションにしても煮え切らな
い印象を持ってしまいました。

「百合」的にも踏み込みが足りないですね・・・
友情を深めるのは良いのですが、"もっと深い何か"が
足りないんですよね。
だから「百合」妄想するに至らないのです。

強いて挙げれば、今回話題の中心になった七海と春水の
絆なのですが、個人的には"絆"と言ってしまわないで、
"ひょっとして恋愛?"というミスリードを誘うような演出
が欲しかったですね。

作者は素直すぎるのかもしれません。

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは2点。ううむ・・・。強い絆だ
けではなくて、もう少し甘さが欲しいわね。
それだけで良いアクセントになりそうなのに。この作品
って、悪い意味で渋味なのよね・・・

アレサ:私は1・・・期待で2点にする。どうもパッ
としないんだよね。ひょっとして作者は
アクションもの苦手なのかな?と思ってしまう。
3巻あるかなあ・・・。期待はしたいけど。

総評:●●○○○★★☆

このシリーズの感想はこちら。
「ノブレス・オブリージュ~茅森楠葉の覚悟~」

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