「蒼穹のカルマ」5
橘公司・著、富士見ファンタジア文庫・刊
もう6巻が発売になっていますが、5巻の感想です(汗)
↑(汗)
お話は・・・舞台は異世界・蒼穹園。空獣(エア)と呼ば
れる正体不明の敵と戦う女性騎士・鷹崎駆真が主人公。
駆真は沈着冷静で鉄面皮な性格だが、姪の在紗を尋常で
はなく溺愛していた!・・・というコメディノベルです。
第5巻では在紗の母を名乗る女・鷹崎冬香が登場。
駆真はヤキモキ。何とかして冬香から在紗を取り戻そう
と、魔法少女になって闘う?!
読後の第一印象は・・・おお!いままでで一番「百合」
度高いかも!
さて、本当に何でもありのこのシリーズ(と言っても短
編ではなくすべて連続もの)。今回駆真は魔法少女に変
身します(汗)
一見無茶な展開ですが、1巻で蒔いた種で見事に実現
(多少強引だけど)しているのが良いですね。
今から考えると本当に1巻はネタの宝庫だったわけです
ね。1巻の種だけで6巻まで引っ張ってきているわけで
本当にスゴイとしか言いようがないです。
さて、今回は在紗の正体が明らかになります。
駆真を好きな在紗は打ち明けられない。しかし在紗を
好きな駆真は一も二もなく受け入れる・・・という
展開がとても良いです。
今回、ラストでは珍しく駆真と在紗がお互いへの想いを
露わにするシーンがあります。
ああ、これだけでこのシリーズを読んできた甲斐があっ
た・・・と感動ものでした。
実は・・・この巻を読んで初めて思ったのですが・・・
アニメ化しないかなあ(汗)
では、二人のコメントです。
わたくしは4点。石破ラブラブ天驚拳!
見せていただいたわ~。駆真ちゃんと在紗
ちゃんは相思相愛だし、三親等だから結婚可能だわ!
・・・私は2点。
この作品なんでもありだから意外とあるか
も・・・結婚。まあ、いわゆるエンタメ系ラノベなので
楽しければ良い!という人にはお勧めだよね。
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