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2010.11.15

「ぐいぐいジョーはもういない」

樺薫・著、講談社BOX・刊

ラノベの「百合」がほとんど全滅状態の昨今。しかし、
この作品が良いという噂を聞いて、読んでみました。

# 講談社BOXは一般的なラノベではなく、ボックス収納
# する文庫っぽい装丁のノベルです・・・が中身はラノ
# ベです(汗)

お話は・・・ダスティン女学院女子硬式野球部のバッテ
リー、城生羽紅衣と小駒鶫子の一夏の戦いを通じて、二
人の3年間の心の交流を描く、ガチ「百合」ノベルです。

読後の第一印象は・・・正直な所、読む人を選びそうな
作品ですが、久しぶりに胸のすくような「百合」ノベル
だったと思います。

この作品は大部分、野球の配球(駆け引き)の描写に割か
れます。なので、野球を知らない人にはかなり取っつき
にくい作品ではないでしょうか。

野球を知っている場合は、その配球にナルホドと思った
り共感したりできる内容です。そういう意味では、意外
と硬派な野球ノベル
と言えないこともないです。

"最後の試合"が進行する間に、羽紅衣と鶫子の出会いと
二人の関係が深まるエピソードが織り込まれます。

「百合」的にはもちろんこれがメインです。

作品全体に占める割合はそれほど多くないですが、間違
いなく物語の核といえる部分だし、「百合」的に美味し
いエピソード満載だし、ラストも「百合」的にかなり踏
み込んだ内容
になっているのもグッジョブと言わざるを
得ません。

本当に、昨今のラノベ界は以前に増して保守的で、BMG
(ボーイミーツガール(笑))だし、BKM(僕が君を守る(笑))
だし、「百合」的には全く面白くない状況が続いていま
した。

この作品はそんなストレスを多少なりとも吹き飛ばす
ことができると思います。

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは5点。「百合」的にはガチね!
決して濃くは無いけれど、羽紅衣ちゃんと
鶫子ちゃんの関係が変化するエピソードがとてもグッド
なのよ。二人ともお幸せに!と思えるところが良いわね。

アレサ:私は2...3点。ノベルとしてはもう一つ足
りないものがあるように思えるけど、「百
合」としては十分合格点だよね。・・・野球知ってて
良かったと思ったことは初めてかも。

総評:●●●●●★★★

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