「電撃テンジカーズ」二
古賀亮一・作、メディアワークス・刊
多くの三蔵、八戒、悟浄たちが天竺を目指す異世界が
舞台。彼らは"テンジカーズ"と呼ばれていた。
現実世界から迷い込んだ悟空は三蔵の一人であるハルカ
たちと共に天竺を目指す・・・というギャグマンガです。
読後の第一印象は・・・今回も笑えたのですが「百合」
度は低かったですね。
やはり主人公の悟空が男の子というのは「百合」的には
マイナスですよね(汗)
「百合」的な要素はあることはあるのです。
妙に仲がいい金角銀角や、女だけの村(女村)の族長とか。
しかし、これらのキャラは単体では「百合」要素が強い
のですが、悟空が絡むととたんに「百合」度が急降下す
るのです。
悟空は古賀亮一作品では典型的ないじられキャラだから
自然と他のキャラと科学反応を起こしてしまうのですよ
ね。
コメディとしては狙い通りというのは判りますが、「百
合」としてはちょっと残念ですよね。
強いてあげれば第34話「春の陽気で新百合生活」ですね。
「百合」度はそれほどではないですが、女村が一箇所で
はなく、各地に点在しているということが判明します。
ということは、今後も族長は出番があるということで、
・・・期待しましょう。
そうそう、今回もギャグはちゃんと面白かったです。
「逆から読むとエロい言葉が入っている言葉」やボトム
ズのフィアナとか妙にツボに入ってしまいました(汗)
では、二人のコメントです。
わたくしは2点。女村の族長ちゃんは好き
だけれど、古賀亮一先生の他の作品に比べ
て、これといった「百合」キャラがいないのよね。
もう少し踏み込みが欲しいわね~。
私は2点。相変わらず1コマ1コマで笑わせ
ようとするどん欲さには脱帽。こういう
攻撃的なギャグ漫画って最近は少ないから貴重だよね。
総評:●●○○○★★☆
このシリーズの感想はこちら。
●「電撃テンジカーズ」一
古賀亮一作品の感想はこちら。
●「ニニンがシノブ伝」3
●「新ゲノム」1
●「新ゲノム」2
« 「わたしたちは皆おっぱい」1 | トップページ | 今週入手した物件+検索順位 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント