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2011.01.04

「猫神やおよろず 神饌音盤 巻ノ一」

今年最初の感想はこの作品。

今年の夏にアニメ化が決定しているFLIPFLOPs原作の
「猫神やおよろず」ドラマCDです。

このドラマCDは現在までに3巻発売されており、今回は
その1巻と、1巻に先駆けて、雑誌「チャンピオンREDい
ちごVOL.14
」の特別付録の分の併せて感想を書きます。

お話は・・・八百万の神と人間が共に生活する21世紀の
日本(?)を舞台に、古道具屋に住まう猫神・繭(♀)と、
看板娘・柚子と神様仲間たち(?)のハートフル(?)コメデ
ィ漫画です。

「チャンピオンREDいちごVOL.14」特別付録
繭のもとに大きな瓶が届けられる話です。
「百合」的には特筆すべき点はないですが、この作品ら
しい、コメディの中にも日本的な風流を感じさせる内容
です。
しかし、神様たちの神通力(?)のビジュアル的な凄さ(?)
がドラマCDでは伝わりにくいなあ・・・という感じでした
ね(汗)

あと、キャストインタビューの中原麻衣さん(柚子役)の
発言が笑えました。
# 「チャンピオンREDいちご」を読んだ率直な感想
# 発言しておられます(汗)

「神饌音盤 巻ノ一」
こちらはドラマCD単体の商品です。
2つのエピソードがドラマ化されています。

「福の神デモリッション」は繭を追って、笹鳴とメイ子
がやってくるエピソード。
しょっぱなから「百合」的には聴きどころです(汗)

あと、繭は笹鳴の方に味方しているし、笹鳴は繭との
許嫁関係をまんざらでもないように思っているので、
個人的にはメイ子の報われなさがグッと来ますね。

原作と同じなのですが、声が入った方が個人的には感情
移入できました。

また、笹鳴とメイ子の声はイメージ通りだった思います。
(繭は少し違和感あるかも・・・)

「九・九双六ステップアウト」は繭をはじめとした神様
たちが双六に興じるお話。

「百合」的には特筆すべき点はないですが、お話はおも
しろかったです。閉鎖空間でのコメディ(会話劇)という
こともあり、中の人達の上手さが光っていました。

まあ、「百合」的には多くはないですが「福の神デモリ
ッション」は間違いなく聴いて損はないと思います。

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは3点。メイ子ちゃんが良いわ~。
笹鳴ちゃんは親が決めたから繭ちゃんを好
き、という感じがするけれど、メイ子ちゃんは自分の
意志、というのが良いのよ。
でも、繭ちゃんと笹鳴ちゃんはある意味相思相愛だ
から、振られ役になるしか無いのも感情移入するわ~。

アレサ:私は2点。まあ、ドラマCDとしては普通か
な。ただ、この作品はコメディだけではな
くダイナミックな描写もあるので、ドラマCDだとちょっ
と物足りない感じも・・・

総評:●●●○○★★☆

原作の感想はこちら。
「猫神やおよろず」1
「猫神やおよろず」2
「猫神やおよろず」3

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