2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

リンク

« 「箱庭のフィーリア」 | トップページ | 「ストライクウィッチーズ II」1 »

2011.03.02

「蝋燭姫」1

鈴木達也・作、エンターブレイン・刊

実はノーマークだったのですが、2巻を立ち読みしたら
意外と良かったので1,2巻を即買いしてしまいました。
本日は1巻の感想です。

お話は・・・主人公・フルゥはさる王国のスクワ姫の
。しかし、政変のためスクワ姫とともに辺境の修道院
へ幽閉されたのだった。忠義に厚いフルゥだったが、そ
のため修道院では何かと騒動を起こしてしまう・・・
というお話。

読後の第一印象は・・・良いです。「百合」ものばかり
読んでいると、漫画として濃厚なものはなかなかお目に
かかれないのですが、この作品は実に漫画しています。
「百合」的にも良作になりそうです。(1巻の範囲で)

なんといっても絵が濃厚です。
線は太いし、宗教画のような平面的な構図を多用してい
るし、表情のつけ方もオリジナリティがあります。
アクションも「百合」作品では全くお目にかかれないよ
うなスピーディーさです。

それであるが故に、とっつきにくさを感じる読者もいる
かも知れません。
ただ、あくまで漫画としてのコンテキストは守っている
ので、とても読みやすい作品には違いありません。

さて、「百合」的にはもちろん、フルゥのスクワ姫に
対する"忠義"ですね。四六時中「姫さま」のことを考え
て行動するフルゥがなんとも可愛く思えます。
フルゥの行動が必ずしも良い結果にならないのもグッド
です。

1巻の最後の展開では修道院に大きな危機が訪れま
す。身を挺して立ち向かうフルゥだが、どうにもならない。
運命は変えられないのか・・・という展開も期待させま
す。

本当に、良作です。

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは・・・とりあえず3点。こう
いう主従ものって良いわ~。身分の差
忠信なんて、現代にないからこそロマンがあるわよね~
2巻も楽しみ。3点で終わるとは思っていないわ!

アレサ:私は3点。こういう"漫画"として完成度が
高い作品って「百合」ものでは少ないけど
たまには読みたいよね。こういう濃厚なの。
また「どうにもならない運命と立ち向かう」というテー
マと、中世の修道院という舞台のマッチングも良いよね。

総評:●●●○○★★★

« 「箱庭のフィーリア」 | トップページ | 「ストライクウィッチーズ II」1 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/705/51016607

この記事へのトラックバック一覧です: 「蝋燭姫」1:

« 「箱庭のフィーリア」 | トップページ | 「ストライクウィッチーズ II」1 »