「とある科学の超電磁砲」05

鎌池和馬・原作、冬川基・作画、電撃コミックス・刊

お話は・・・御坂美琴はクローンを使ったレベルアップ
研究を阻止するべく、単独で研究所を襲撃して回ります。
しかし、そこに強力な能力者カルテットが立ちはだかる！
という展開。

読後の第一印象は・・・アクションものとしては面白い
のですが、「百合」度は低いですね・・・

今回は普通に超能力バトル漫画ですね(汗)
作画も迫力あるし、超能力バトル自体が少年漫画っぽく
て普段はあまり読まないジャンルなので新鮮ではあるの
ですが・・・

どうも、バトル漫画になると作品がカラッとしてしまい
「百合」の入る余地がなくなりますよね。

さらに有力な「百合」キャラである黒子や、ガールズ
トーク漫画っぽい存在である飾利や涙子の出番がないと
なると、必然的に「百合」的には薄くなります。

まあ、美琴と戦う、超能力カルテットは全員女性であり
ちょっといい雰囲気を感じる場面もあるのですが、黒子
たちと比べたら・・・。

まあ、そういうわけで、今回は順繰りが悪かったかな、
という感じでした。

では、二人のコメントです。

わたくしは1点。まあ、もともと「百合」
を期待できる作品ではないけれど、黒子
ちゃんとかがいけなれば、本当に寂しいわね。
次巻では黒子ちゃんはしっかり活躍してくれると期待
しているわ。

私は2点。作画やアクションはなかなか読
ませるけど、それ以上のものではないね。
アクションバトルでも、もっとヒネった感じの作品の
方が好きだな。

総評：●○○○○★★☆

このシリーズの感想はこちら。
●「とある科学の超電磁砲」01,02
●「とある科学の超電磁砲」03
●「とある科学の超電磁砲」04
アニメ版の感想はこちら。
●「とある科学の超電磁砲」1
●「とある科学の超電磁砲」2
●「とある科学の超電磁砲」3
●「とある科学の超電磁砲」4
●「とある科学の超電磁砲」5
●「とある科学の超電磁砲」6
●「とある科学の超電磁砲」7
●「とある科学の超電磁砲」OVA