「ゆるゆり」3
なもり・作、一迅社百合姫コミックス・刊
"娯楽部"に集う女の子たちのゆる~いコメディ漫画です。
本日は今頃3巻の感想です(汗)
読後の第一印象は・・・この作品ってゆるいコメディと
いう認識だったのですが、改めて読むとアグレッシブだ
と感じました。
3巻をじっくり読んでみて、思ったよりゆるコメディで
はなく、「イカ娘」ほどではないにせよ、アグレッシブ
に笑いを取りに来る作品だと思いました。
なんというか漫才的な綺麗な形をしたコメディですよね。
ちゃんとオチがあるというか。
今日日、こういう形式のコメディは少ないのでは?と
思いました。
また、楽屋ネタというか、2.5次元ネタというか、メタ
フィクション的ネタというか、そういうのが多いですよ
ね。
作品世界中でも登場人物の髪の色が見たままというのは
ある意味新鮮です(汗)
「百合」的には「26★クリスマス中止、を中止!!」が良
い感じです。くじでカップルを決めて1日デートをする
エピソードですが、意外な思惑がからみ合っておもしろ
かったです。
この作品は正直「百合」度は低いですが(「百合姫」の
他の作品と相対的に)こういうエピソードがあるだけでも
嬉しいですね。
ところで、もう少しでアニメ版放送開始ですね・・・
うう、観たい・・・
では、二人のコメントです。
わたくしは3点。表面的には「百合」要素
は低いけれど、ちゃんと「百合」している
ところはしているわね。あからさまに百合百合しくない
ところがかえって妄想できそう~。
私は2点。爆笑!というレベルではないけ
どちゃんと笑えるコメディになっているの
が偉いよね。これくらいならアニメにしても笑えるかも。
でも、大げさな演出はあえて避けて欲しいなあ。
総評:●●●○○★★☆
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