「ロマンス、バイオレンス&ストロベリー・リパブリック」2
深見真・著、小学館ガガガ文庫・刊
お話は・・・剣と魔法の世界の物語。主人公・リョウト
はメイトリア帝国の騎士団に属する特殊部隊に所属する
若者。2巻では隣国のクーデターを支援するミッションが
与えられる。リョウトたちは無事、作戦を遂行すること
ができるのか・・・という内容。
読後の第一印象は・・・「百合」要素はあるにはありま
すが、殆どありませんでした(汗)
確かに近年のラノベとしては良作だと思いますよ。
作者の得意とするバイオレンス描写や独特の"殺し観"が
随所にでていて、アリガチな剣と魔法のヒロイックファ
ンタジーに留まっていないところが良いですね。
血みどろの合戦のシーンも迫力があったと思います。
そして、最近のラノベ読者にウケそうな、主人公の恋愛
やサクセスストーリーもしっかり押さえていますし。
ただ、古くから深見真という作家を知っている読者から
みたら、「出来すぎている」感じも持つかもしれません。
多分、作者はラノベをやって行くという方向性を定めた
のかもしれません。
「百合」的には・・・主人公・リョウトの師匠にしてメ
イトリア帝国の少将・ソフィアと魔術師の事務方のトッ
プ・ゼナがデキている、ということくらいでした。
ソフィアとゼナのベッドシーンもあるのですが、たった
3ページですし(汗)
この作品が続けばゼナはかならず活躍しそうな雰囲気な
のですが・・・。
では、二人のコメントです。
わたくしは1点。「百合」度少ないわ~。
深見真先生の作品としては残念ね~。
3巻では是非ゼナちゃんを活躍させてほしいわ!
私は2点。ラノベとしては楽しめる内容だ
と思うけど・・・。まあ、深見真先生もプ
ロだから一般的なラノベ読者に合わせているんだよね。
総評:●○○○○★★☆
このシリーズの感想はこちら。
●「ロマンス、バイオレンス&ストロベリー・リパブリック」
深見真作品の感想はこちら。
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●「ヤングガン・カルナバル バウンド・トゥ・バイオレンス」
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●「ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた」
●「ヤングガン・カルナバル 愛しき日々、やがて狩りの季節」
●「ヤングガン・カルナバル 前夜祭・標的は木暮塵八」
●「ヤングガン・カルナバル 開催・バンケットの死闘」
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●「ヤングガン・カルナバル・スペシャル ファイトバック・ホンコン」
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●「ヤングガン・カルナバル」1
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