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2011.07.20

「猫神やおよろず」4

FLIPFLOPs・作、秋田書店REDコミックス・刊

お話は・・・八百万の神と人間が共に生活する21世紀の
日本(?)を舞台に、古道具屋に住まう猫神・繭(♀)と、
看板娘・柚子と仲間たちのハート(?)フルコメディ漫画
4巻
です。

月に行く決心をした繭。そんな繭の胸中に4年前の出来
事がよみがえる・・・という展開。

読後の第一印象は・・・一瞬、え?この作品ってこんな
作風だっけ?と思ってしまいました(汗)

3巻から作風の変化が起こっていましたが、4巻に入ると
初期の作風とはかなり違った雰囲気になっています。

画のタッチがちょっとリアル風になっているし、表情の
つけ方もいわゆるまんが漫画した感じではなく、シリア
ス風
になっています。
古典的なギャグマンガ「バカボン」でも(コメディとし
て)シリアスな絵柄になったことがありましたが、まさ
にそういう感じなのです。

でも、これはコメディとしてシリアスな絵柄になったわ
けではないのですよね?いったい作者に何があったので
しょう・・・(汗)

ただ、ちょっとハートフルなエピソードを挟んだりする
作風はそのままだし、「百合」的にも繭、笹鳴、メイ子
三角関係は健在なので、絵柄だけが大きく変わっただ
けと言えるかもしれませんが・・・

さて、肝心な「百合」的には・・・やはり笹鳴とメイ子
の、繭に対する思い入れの強さが出ているのが良いです
ね。ナンダカンダで人間界にやってくるし。
また、繭と「夫婦」を強調する笹鳴もグッドでした(汗)

ここのところシリアス展開で絵もシリアスだし、ちょっと
不安になる中、笹鳴たちが以前のとおりなのがせめて
もの救いかも・・・

それにしてもアニメ版もこんなシリアス展開になるので
しょうか??

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは3点。笹鳴ちゃんとメイ子ちゃ
んの行動力が良いのよね。繭ちゃんを愛し
ているのが判るわ~。でも、当の繭ちゃんは・・・
いけずねぇ。

アレサ:私は2点。本当に、どうして作風を変えた
のだろうね。お話がシリアス展開になって
いるのは仕方がないとして、絵まで変える必要はないと
思うけどなあ。

総評:●●●○○★★☆

このシリーズの感想はこちら。
「猫神やおよろず」1
「猫神やおよろず」2
「猫神やおよろず」3
別メディアの感想はこちら。
「猫神やおよろず 神饌音盤 巻ノ一」
「猫神やおよろず 神饌音盤 巻ノ二」
「猫神やおよろず 神饌音盤 巻ノ三」

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