「HONEY CRUSH」2
椿あす・作、一迅社・百合姫コミックス・刊
お話は・・・美少女・まどかに恋をしたまま、幽霊に
なってしまった少女・みつ。そして、まどかの幼なじみ
恭子の不思議な三角関係コメディ漫画。第2巻(最終巻)。
2巻では恭子を好きになってしまう幽霊・架夜や除霊師
はやなが登場。みつの心に変化が・・・という展開。
読後の第一印象は・・・コメディタッチでありながら
そこはかとないシリアス感が沁みます。ラストはちょっ
とウルウルきました・・・
今回は意外とたくさんのキャラが登場。
中でも、架夜の存在はポイントでしたね。
架夜は恭子を好きになるのですが、自分の気持が届かな
いことを悟って、自ら成仏することを選びます。
架夜は賑やかなキャラだったのですが、成仏した後は
恭子たちの前から姿を消します・・・
これがみつの将来を暗示していて、なんともシンミリ
してしまいます・・・
そして、みつも・・・
最後は恭子への想いを気づくというのが泣けますね。
それにしても、コメディタッチで連載が始まり、途中
でページ数も不安定になり・・・とかなり不安な作品
でしたがしっかりラストまで描き上げたのは嬉しいで
すね。
ラスト辺りの切なさがとても沁みました。
では、二人のコメントです。
わたくしは5点。泣けたわ~。どうにも
ならない恋は最後までどうにもならない
のね・・・。無情だわ・・・。でも、自分の気持に
気づけただけでもシアワセだったのよね・・・
私は3点。最初はおちゃらけコメディだ
ったけど、ラストは意外なほど切なく
まとめたよね。"奇跡"とかが起こらなかったのも
良いと思うなあ。椿あす先生の次回作にも期待!
総評:●●●●●★★★
このシリーズの感想はこちら。
●「HONEY CRUSH」1
椿あす氏の作品の感想はこちら。
●「メイドをねらえ!~中林校長の野望~」1
●「これが私の御主人様」5
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