「輪るピングドラム」1
本日はこの作品。
「少女革命ウテナ」の幾原邦彦氏の久しぶりのオリジナ
ルアニメです。正直な所「ウテナ」ほど「百合」にはな
らない・・・という予想はしていますが、アニメとして
のワクワク感にかられて、BDを買っています。
お話は・・・高倉冠葉・晶馬は難病で妹の陽毬を亡くし
てしまう。しかし、陽毬は謎の存在が憑依した状態で復
活する。謎の存在は冠葉・晶馬に陽毬を長生きさせたけ
れば"ピングドラム"を探すように告げるのだった・・・
という内容。
鑑賞後の第一印象は・・・刺激的な作品です。「百合」
的にはワンポイントになりそうですがアニメとしては
間違いなく面白そうです。
素晴らしい情報量の作画です。
最近ではこういう仕事ができるのは京アニくらいなもの
でしたが、さすがは幾原邦彦監督、という感じです。
最近はデジタル技術の発達で「ひだまりスケッチ」のよ
うなアイコン化やコラージュが流行といえば流行ですが
同じ方向性でもかなり違った印象と美的センスの絵を見
せてくれていますね。
作画だけではなく、「運命」や「生存戦略」というキー
ワードや宮沢賢治の小説を引用したり等、文芸的な面白
さもあります。
最近、アニメがかなり丸くなってきていますが、こうい
う尖った作品は昔ながらのアニメファンである私みたい
な人間にはシゲキ的です。実にワクワクします。
ただ・・・まだ序盤だからか「少女革命ウテナ」のよう
な濃厚さはあまり感じませんでしたね。
雰囲気としては普通のコメディっぽいし・・・
もちろん、このまま行くはずはないのですが(汗)
「百合」としては・・・OPを見る限り、たくさんのゲス
トキャラ(あるいは本命)が出てくるので、その中に「百
合」要素の強いキャラがいる可能性は高いと思います。
それに期待ですね。
しかし、最近は最初から「百合」を期待できる作品ばか
り買っているので、こういうアニメとして期待できる作
品を観るのも良いですよね(汗)
総評は今のところ「百合」ものではないので保留させて
いただきます(汗)
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