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2012.03.25

「ニーナとうさぎと魔法の戦車」4

兎月竜之介・著、集英社スーパーダッシュ文庫・刊

お話は・・・人間が持つ魔法力によって戦車が動くとい
う世界が舞台。主人公ニーナと私設戦車隊・ラビッツの
活躍を描くシリーズ4作目
ラビッツの仲良し二人組だったエルザとクーが大げんか。
クーは恩人にして魔法学の博士・エミリアの元に去って
しまう。二人は仲直りすることができるのか、そして、
エミリアの"研究"とは・・・というお話。

読後の第一印象は・・・待っていた甲斐がありました!
今まででダントツの「百合」度です!!

この作品はレズビアンキャラが出ていた程度で、どちら
かと言うと、微「百合」な作品でした。
しかし、ラノベの「百合」日照りが続いている現在、こ
の作品くらいの濃度の「百合」であっても希少価値があ
りました。

実は、私もこの作品は希少価値のみで読んでいたのです
が・・・4巻にして期待以上に化けてくれたと思います。

この巻は主人公のニーナの影が薄いです(汗)
その代わり、ほとんど全てエルザの主観であり、クーと
の出会いや関係、そして二人のすれ違い~仲直りが描か
れます。

二人の生い立ちや出会うまでの半生は決して安寧ではな
いので、否が応にも「百合」的に盛り上がります。

後半。エミリアの"研究"で危険にさらされるクーと、そ
れを助けるエルザ。ここは読みどころですね(汗)
4巻はまさにエルザとクーを描いた「百合」作品といっ
ても過言ではありません!

あと、個人的にはエルザの性格や生まれながらの葛藤を
持ったキャラであるのも感情移入できるポイントです。
高貴な生まれですが、よくいる高飛車キャラじゃなく、
内面に押さえ込んでいる何かを感じさせる、厚みのある
キャラというのもグッドです。

ただ・・・お話はちょっとドラマとしての盛り上がりに
欠ける
ような気もしました。

あえてラノベ的な定石をしていないのだと思いますが、
読者によってはイマイチに感じるかもしれません。

しかし、これくらい濃厚な「百合」展開を読めただけで
も幸せです!

では、二人のコメントです。

フューシア:わたくしは5点あげちゃう!エルザちゃんと
クーちゃんの半身同士ともいえる結びつき
が見事なくらい良いのよ!エルザちゃんの貴族的な言動
もグッドだったわ~。正直、このシリーズでこんなにガ
チ展開が読めると予想もしていなかったわ。

アレサ:私は2点。キャラクターが好きになれたら
面白いと思うけど、ストーリー自体はちょ
っと・・・なのよね。基本的に強力な"野良戦車"を相手
に戦うお話だから物語の幅を広げにくいのかも・・・。
(「ストライクウィッチーズ」ライクな作品はだいたい
そうだけど)

総評:●●●●●★★☆

このシリーズの感想はこちら。
「ニーナとうさぎと魔法の戦車」
「ニーナとうさぎと魔法の戦車」2
「ニーナとうさぎと魔法の戦車」3

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