「Aチャンネル THE ANIMATION」6
黒田bb原作の4コマ漫画のアニメ版。
お話は・・・天然娘・るんと幼なじみのちびっ娘・トオ
ルをはじめ、4人の女の子たちの楽しい日常コメディ萌
え4コマ漫画のアニメ版。第6巻(第11,最終話)です。
今回はるんとトオルの関係を中心に、流れ行く時間の中
でトオルが少し寂しい思いをする・・・という内容。
読後の第一印象は・・・ちょっとセオリー通り過ぎかと
思いましたが、最後まで「百合」っぽく味付けしてくれ
ているのが嬉しいですね。
「あずまんが大王」を初めとして、萌4コマのアニメ化
では、最後は少しシンミリさせるのがセオリーですね。
個人的には、最近はセオリー過ぎかな・・・と思うこと
もありますが、本作でもそのセオリーに則っています。
「Aチャンネル」は作画が美麗なので、こういうシンミ
リ系の演出はハマりますよね。それに、過剰なシリアス
にはなっていないので、許容範囲だったと思います。
「百合」的には11話が見所です。
2年前のるんの高校受験のエピソードをメインに、るん
とトオルの強い関係を描いています。
るんとトオルはいわゆるエス関係に含まれると思うので
すが、昔ながらのエスではなく、あくまで日常的な関係
ですよね。アニメ版のリアルな風景描写も相まって、
マンガチックなキャラなのに、リアルな(どこかにいそう
な)関係に思えてきます。
最終話のラストも良いですよね。
4人揃って仲間意識、というより、あくまでるんとトオ
ルの二人を描いているのが「百合」的に好感が持てまし
た。
では、二人のコメントです。
わたくしは4点。ガチではないけれど、こ
の作品に最後の1歩を期待するのもヤボと
いう感じがするのよ。るんちゃんとトオルちゃんの未来
に幸あれ!
私は3点。かなり人を選ぶ日常コメディだ
と思うけど、作画やアニメとしての造りの
丁寧さは特筆すべきだよね。「百合」的にも味わい深い
し、傑作ではないけど、「百合」好きが観て損はない作
品だったと思うな。
総評:●●●●○★★★
このシリーズの感想はこちら。
●「Aチャンネル THE ANIMATION」1
●「Aチャンネル THE ANIMATION」2
●「Aチャンネル THE ANIMATION」3
●「Aチャンネル THE ANIMATION」4
●「Aチャンネル THE ANIMATION」5
原作の感想はこちら。
●「Aチャンネル」1
●「Aチャンネル」2
« 「百合星人ナオコサン」3 | トップページ | 「まんがの作り方」4 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント