「バステティシャン」
大島永遠・作、マンサンコミックス・刊
本日のレビューはこの作品。
バスト専門のエステシャン「バステティシャン」のカリ
スマ・更紗に憧れて、この業界に入った心愛の奮闘を描
くコメディマンガです。
読後の第一印象は・・・「百合」好き全てにオススメは
できないですが、個人的には笑えました(汗)
古のビアン漫画誌「美粋」に掲載されていそうな、生活
感のあるエッチ描写とちょっと下品なコメディが中心の
マンガです。
大島永遠氏も女性作家なので、いわゆるオタク向け男性
作家の描く美乳ではなく、生活感のあるバスト描写だと
思います。
しかも、大島氏らしい下品系コメディなので、美しモノ
好きの「百合」ファンにはあまりおすすめできない作品
と言えるでしょうね。
ただ、ほぼすべて女性キャラだし、ビアン賛美的なノリ
もあるので、その意味では安心して読むことができます。
個人的には小出凛のエピソードは結構好きですね。
美人の凛と、不美人の圭のカップリングは妙にリアルな
感じがして、この点でもビアンマンガっぽく思えてしま
いました。
しかし、心愛、更紗、真海の関係がなにも収束せずに完
結してしまったのも残念ですね・・・
まあ、元々、ネタマンガなので切りの良いところで終わ
った方が良かったのかもしれませんが、心残りでした。
では、あの二人のコメントです。
わたくしは4点。色々な意味でかなりディ
ープな作品だわ。わたくしの鼻が正しけれ
ば、この作品からは「百合」を超えた、ビアンものの香
りを感じたわ。
私は2点。個人的にはこういう下品ネタは
好きじゃないけど・・・正直な所笑えた。
でも、こういうのダメな人は意外と多そうだなあ。
総評:●●●●○★★☆
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