「輪るピングドラム」7
「少女革命ウテナ」の監督・幾原邦彦氏が手がける新作
アニメの7巻(19~21話)。
お話は・・・高倉兄弟の真実が語られる3話。そして、
さ3人は家族の形態を解くことになる・・・
鑑賞後の第一印象は・・・シリアスでなかなか魅せる
内容なのですが、やはりちょっと気になるところも。
まずお断り。前巻に引き続き、今回も「百合」要素はあ
りません(汗)
さて、内容は高倉兄弟3人の真実が語られます。
「少女革命ウテナ」でも一見○○の関係のキャラクター
が実は○○という設定が多かったので、個人的にはあま
り驚きませんでした・・・というか1話からそれを匂わ
すシーンがあったので、やっぱり、という感じでしたね。
でも、実際に見せられるとやはりインパクトのある展開
だったと思います。
ただ、ちょっと引っかかる部分も。
この作品は現実的でもあり、ファンタジー的でもある不
思議な演出が多いのですが、「ウテナ」の世界観だった
ら納得できるのですが、この作品の場合少し違和感があ
りますね。
一人の能力で運命や世界を変えられる、という世界観な
ので、あり得ると言えばそうなのでしょうが、誰かの能
力で非現実的な事柄が発生しているというのは、どうも
引っかかるのですよね。
ミヒャエル・エンデの「モモ」の「時間貯蓄銀行」のよ
うな形而上的な設定ではあるのでしょうが・・・
このあたりの疑問が、最終話までに氷解するのでしょう
か・・・
「百合」的には特筆すべき点は何もありませんが(汗)
多蕗とゆりのヨリが戻りそうなのは注意すべきですね。
(それより前に二人とも無事なのでしょうか??)
次はいよいよ最終巻。
なんだかんだで最後まで楽しめそうです。
総評:保留
このシリーズの感想はこちら。
●「輪るピングドラム」1
●「輪るピングドラム」2
●「輪るピングドラム」3
●「輪るピングドラム」4
●「輪るピングドラム」5
●「輪るピングドラム」6
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