「風より疾く」2
かわすみひろし・作、講談社ヤンマガKC・巻
主人公・熊沢龍子は剣道部の期待の1年生。しかし試合
で同じ1年の波平和音にあっさり破れてしまう。
和音は龍子に失望するが、妖刀・波平征安によって二人
は再び出会うことに。第2巻(最終巻)。
読後の第一印象は・・・惜しい作品です。続いていれば
・・・
今回は龍子が和音の聖ユリア女学院の寮に潜入したり、
龍子が妖刀・波平征安に影響されたり(?)。そして、つ
いに龍子と和音は2回目の対戦に臨みます。
この作品、さすがヤンマガ掲載なだけあって、ちょっと
エッチなシーンがとても青年誌向けですよね。(必然性
があまりないのに裸とか、スキンシップとか)こういう
のが嫌いな人は少し引いてしまいそうです。
剣道漫画としては結構真面目なのもいかにも青年誌向け
という感じ味付けですよね。
1巻の感想にみ書きましたが、まさに青年誌向け漫画と
いう感じの作品です。
しかし、作者は本当に龍子と和音の友情「百合」展開を
やりたかったのだと思います。
二人のミャクの強さは感じますし、ラストシーンは二人
がデートのために待ち合わせをする場面ですし(汗)
正しい青年誌向け漫画+「百合」要素というのは意外と
希少な存在で、その挑戦自体はとても良かったのですが
ヤンマガの読者層にはウケなかった・・・ということで
しょうね・・・
もう少し続いていたら、もっと熱い友情「百合」展開に
なりそうな雰囲気だっただけに、ここで終わるのは残念
と言わざるを得ません。
ということで、二人のコメントです。
わたくしは4点。惜しい~。作者が「百合」
をやる気がヒシヒシ伝わってくる作品だっ
たわ。2巻で終わるのは本当に惜しいわ~。青年誌はシ
ビアだから続編は望めないかしらね・・・
私は2点。青年誌独特の健康的なエロは個
人的にはちょっとアレだけど、"意外と真
面目"な展開は良かったと思うけどなあ。ここで終わる
のは本当に残念。
総評:●●●●○★★☆
このシリーズの感想はこちら。
●「風より疾く」1
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